簡易生産管理フォーマットと材料使用率


塗装分まで完成させた。
印刷工程等を含めた長い工程の管理には向かない内容であるが、そのような少数部品は別管理すれば良いと割り切って作成した。
計画自体は、多分使い勝手は悪くないと思う。
ただ心配なのは数量の管理⇒不良の管理だ。。。
毎日棚卸数を入力するか、フォーマット自体を増やすかしないと、、、困る感じだ。
保留品、廃棄品の欄を加えなければならないであろう。。。
そうすると入力項目が増える、、、
どうしようか???明日フォーマットに追加だけしてみよう。
どうせこっちにフォーマットは、使ってくれるまである程度時間が掛かると思うので。

材料使用率についてもフォーマットは作成したが、毎日管理がベースというコンセプトだが、どうもうまく管理出来そうも無い感じがしたので、現場のデータにはどのようなものがあり、どう利用出来るか?を確認した。
というのも、以前は材料使用率の計算、統計を毎日しっかり(?)やっていたから、その内容を復活させれば良いであろうという考えからである。
以前使用していたデーターの内容を確認。
そのデータが現在も現場で記録として取られている事が確認できた。
まずは、データ収集面は問題無さそう。。。
しかも、管理表に理論使用量と実使用量に分かれ記入されているではないか!!
そのまま、割り算すれば使用率のデータが出るではないか!!!
フォーマット作るまでの事も無かった。。。と思い、、、
次に、データの出所(どのように収集しているか)を確認・・・どうもおかしい。
よくよく調べてみると、計算で実使用量を導き出している、、、
どこが実使用量じゃぁ〜!!!
という事で、昔あった材料使用率の計算は、、、間違いであった事が発覚したのでした。

まさか!というところで、おかしな事が起こっている。。。
何のためにやっているか目的を考えれば間違えようが無いと思うのだが、、、もしかしたら、毎日確認という縛りに対する対応が優先となり、その縛りを満たすデータの出し方を考えてやってくれたのかも知れないが、、、何ともお粗末な仕事である。
こんな状況は他でも良くある事で、チョットやソットでは動じなくなった自分が居る事が、何となく嫌な感じだ。

まぁ、間違っていた事が発覚したのは収穫だ。
丁度、やっていきたかった生産指示書の見える化管理、生産計画達成率の管理につなげていけるように管理システムを構築し、導入していこう。
まず材料使用率はロットごととしよう。
生産指示書にも各ロットで使用する理論材料量が記入されているし、その内容に基づき材料が配布されるので、余れば達成(達成率100%以上)、不足すれば実達(100%以下)となるはずだ。
このレベルのデータを出せないのでは、製造部隊も困ったチャンになってしまうので、頑張ってもらわねば。