外注品の管理、品証部給与調整


ある部品を兄弟会社に移管することにしたのだが、丁度改造等が入り込みここのところ緊急出荷対応をしなければならない状況となっている。
顧客のラインを止めない為の計画を作成する必要があるが、、、どうもうまく作る事がまだ出来ないようだ。
顧客ラインを守る前提で全体的に一番コストがかからずスムーズに出来、かつリスクの少ない計画が必要だが、、、できない。(できていなかったと信じたい)
兄弟会社の生産計画を営業に丸投げ、営業は顧客にラインが止まる計画を振る、顧客からはライン止めないようにしてくれ〜とお願いが来る。。。
こんな状況では顧客の信頼などは勝ち取れないであろう。
本来は、外作担当が一番良い計画を作成、方々すり合せ、根回しを完了させ営業に計画をトス、営業は、恩を売るようにしっかりと顧客にアピールをし、ラインを守れる案を提示すると共に、それに際するコストアップ分を頂けるよう交渉。
誰も全体を見た、または責任を持った行動が出来ていないからうまくいけないのではないかと思うのだが、いったいどうしたら良いものやら?
外作担当には、今回仕事の流し方を一通りやって見せたが、、、次回から良化してくる事は期待できるか?
出来る様になる事を信じたいものである。

品質保証部の給与調整を実施する予定である。
その為の案を提示した。
中国の(ウチの会社の)給与制度はおかしな所が多々ある。プロ的な見方で、先を見据えつつ対応して来ていないのがその原因と思われる。
以前の総務部長はそういった意味では70点はあげられたが、今は、、、どうしようもない。
数年前からの案がやっと通る様になるのは、、、新人の募集が出来ず、業務を遂行できないレベルに陥った為である。
この案は、さまざまな事を考え、また、全社的に展開できる基礎的な考えを基に策定したもので、しっかりと前向きに検討してさえくれれば、うまいこと行くものだったが、如何せんこの内容を底の部分まで理解できる上司に恵まれなかった。
何度説明しても、明後日の回答が出てきてしまうような状況につき、、、今思えば、細かな説明などせずとも、実現出来るように仕向けれ良かったかもしれない?
汚れを買って出るようなものだが、結果良ければ全てよしとも言うし。
その策をいちいち説明せずとも、その手段を取りたくなる様に状況を揃えれば必然と選択、決断をしてくれる。
丁度今回のようにもうどうしようもなくなると案がホイホイ通ってしまう状況がそれである。
ただ、業務が円滑に進められないレベルになっては意味が無い(損失が大きい)ので事前に選択してもらえるよう策を講じ実施する必要があるが、、、ほぼ誤解を受けてしまうであろうから、クリーンな感覚では出来ない。
この内容を推し進めることに信念を持ってさえいれば出来得ると思うが、、、正直そこまでをやる気にはなれない。
もどかしいが、うまく行かない理由の99%はトップに有と言うのはどうやら本当であると思わされる一つの出来事だ。