停電(節電)


中国は、電気事情が非常に悪い。
発展の速度にインフラの速度が追いついていないのでる。

本日突然の節電通知が発信され、30分以内に使用量を半分にせよとの指令が出た。
結局2時間程度で済み、生産再開が出来たので特に問題は出なかったが、暑かった。
もともと汗っかきのところへ、更に追い討ちで、正に滝のような汗をかいた。
う〜む。気持悪い。風呂に入りたい。
今日は接待前に風呂でも入ってこようかしらん?

今年は万博も有、期間中上海には相当な人が来る。
その電気はプライドにかけて守るであろうから、工場に皺寄せが来る。
去年はうまくお隣の自家発電使用で乗り切らせてもらった。
今年は、お隣が夏休みを取ってくれる為大丈夫であろう?との予想だったが、
こればっかりは計画停電でなく、突然の通達部分なので予測出来ない内容。

また、中国においては電気代があまり安くない。
むしろ高いくらいだ。
この先発展を続けていくともっと電気代は上がっていくであろうから、負担は大きくなる。

こういった内容を含めだが、これからの中国はどうなっていくのか?非常に興味がある。
というのは、この先も中国にいる可能性が非常に高い為である。
2年前、2011年(来年)あたりで日本に帰国したい意思がある旨社長に話をした。
理由は、小学校は日本で通わせたい気持があったのと、妻の日本国籍取得の為。
だが、今の日本の状況と中国の状況、また、海外の情勢を考えると、中国国籍を
捨てるのは得策なのか?どうなのか?という微妙な状況である事に気付いた。
それは、家族の国籍は日本でも中国永住権は容易に取る事が出来る為である。
その場合、Zビザ(就労ビザ)無しで実は働く事が可能となるのである。
特に独立を考えた時に非常に有利であろうし、日本に会社を登記し、金は日本、
仕事は中国でという対応も不可能でない。
中国人との国際結婚の特典を享受する事を自分から返上するのももったいない。

という事で、今回は、特に来年帰りたいという希望は持っていない旨告げた。
また、8年目となるが、ここまで長いのは問題であるという事も話をした。
待ってましたとばかりに、異動の件考えてもOKであると考えますというような事となった。
異動は決定???であろうか。

異動について、自身の能力を会社の為に生かすのならば、蘇州の兄弟会社であろう。
若しくは、タイか?この場合中国語というメリットが消える為、自身としては付加価値が
少々下がる感じがする。または常州か?金型メーカーに入り金型を深く知れてないのは
残念だし、それはそれで良いと思う。

自分的には常州が今後の為にはプラスとなる気がする。
会社的には蘇州かタイか日本の営業であろう。
基本的に日本の営業となる場合は上司により退職をするつもりである。
上司は選べないので、退職をするのである。これは、かなり以前より決めている。

停電の話から明後日の方向に話はずれたが、もしかしたら残り短い上海の時間を
ここから先は、遣り残し、悔いの無きよう頑張らねばならないと思う今日この頃。