『上に立つ者の心得』

少し、配信が途切れました。
忙しいと言っても、何とか配信したいものです。

では、上に立つ者の心得シリーズの連載最終回です。

最終回は、勉強をし続けると言うことです。

良く、下の能力を上げたいと言っている人がいます。
下が能力が無くてどうしようもないとボヤいているわけですが、
私は、こういう人を見ると非常に滑稽に感じてしまいます。

理由は簡単。
上が能力を上げれば、下は勝手に能力アップするからです。
要は、自分が能力が無いことを公言している事と同義であり、
あまりにも滑稽で笑えてくるのです。

昔、独立を考え、まだやりたい事、やるべき事が朧げだった頃、
まず経営や起業の勉強をしようと、自己啓発を目的に学び始めた時、
学べば学ぶほど自分自身のレベルの低さを認識する日々が続き、
今までの勉強不足を恥じながらも懸命に勉強をしていたのですが、
ある日、大枚をはたいて個別コンサルを受けたのでした。

そのコンサルタントの先生に、起業における質問が主でしたが、
部下の能力アップはどうするべきか?と言う質問をしたのでした。

その回答は、自分自身が能力を上げる事と見事に看破され、
ガン!と頭を思いっきり殴られた衝撃を覚えた事がありました。

なるほどと思うと同時に恥ずかしさが込み上げて来て、
何とも悔しい思いが頭を駆け抜け、情けない気分になった事があります。

勿論、頑張っていた頃でしたので、自分自身も成長はしてました。

それでも勉強不足のハナクソ君だったので、余計悔しかったのでしょう。

そんなハナクソ君が何も考えず部門を率いていた頃は、
自分の感性のままに、確固たる根拠も無く、
良かれと思いながらですが、ワガママに上を演じていたのです。

ホント下にとってはいい迷惑以外の何者でもありません。

でも、非常に運が良く、色々な事が行き当たりバッチリだったので、
まぁ、結果としてはオーライだったかしら?とは、思ってます。

勉強すればするほど、
『なるほど!あの時はこういう訳でうまくいったのか!!』
などと、
一人で手を叩いて妙に納得してしまう事が何度あった事か(笑)

何れにせよ、自身を成長させる為にも、部下の能力アップの為にも、
上に立つ者としては、しっかりと勉強をしなければならないわけです。

そして、様々な判断、決断が浅はかな内容にならないようにしないと
ゆくゆくは下のメンバーからバカにされてしまいます。

浅はかな判断、決断とならないようにする為には、
ある程度の経験値が必要かもしれません。
でも、この経験値だって勉強することで補うことができるのです。
体験は、無理ですが、経験は様々な形で学べるものなのです。

これが、私が心掛けている五つの心得です。

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編集後記

今日は、香港出張でした。
今帰りのフェリーの中で書いてます。

で、本日は会社の忘年会です。
イヤイヤイヤ、、、飲まされる事となるかと。。。
憂鬱ですが、仕方ないですね。
これも上に立つ者の任務!
しっかりとやりたいと思います。

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