『上に立つ者の心得』

4番目の心得は、しっかりと芯が一本通っている事。
そして、それに対しこだわりと言うか、良い意味で頑固である事。

宗教じみた話になってしまいますが、
上に立つ者って下のメンバーをある意味洗脳する必要があります。
これは、信者を作ると言ってもいいと思います。

そもそも第一の信者は自分自身でなければならないのですが、
結構、自分自身が信者になれていません。
自分が信者でもないのに、どうやって布教活動が出来ようか?

冒頭に書いた芯が通った、頑ななこだわりが無いのでそうなるわけで、
その時々できまぐれに自分の考え方もどきを布教したところで、
まず、信者は出来ません。
まぁ、当たり前かと。

宗教を例にとるのが良いかどうか?とは思いますが、
信者が居なきゃ、宗教は成り立たないですよね。

結局、信者になってしまう人達は、ある意味上の考え方に洗脳されて、
そして、徐々に信者化していき、自分自身でも布教活動をしてくれる。
こういう形が成り立たないと、どうにも立ち行かないわけですよね。

一番悪いのは、気まぐれな事。
いつもその時々の気分や自分の好き嫌いで判断や結論、
そして指示内容が変わるようでは誰もついてきやしません。

下が理解出来ない時と言うのは必ずあるのですが、
自身のストーリーをしっかりと確立した上で
自身としては、しっかり芯が通った結論を出していくことが重要。
その内、下が気付いて理解出来るようになるものです。
そもそも、下が全て理解出来るようであれば、下にいる必要は無く、
もっと言っちゃうと、上の存在意義は極めて薄いわけです。

因みに朝令暮改は気まぐれとは言いません。
時には必要なものです。
上としては、必要であれば変える事が必要なのです。
変えない事をこだわりとか思ってもらっては困るのですね。
こう言うのを悪い意味での頑固者と言うわけです。

と言うことで、第四の心得でした。
次回がこの連載の最終回です。



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編集後記

上海から戻りました。

営業活動の結果は?と言うと、
肩透かしを食らった感じです。
一応、首尾良く良い形になったのですが、
あまりにも呆気なく結果が出てしまったので、
チョット調子が狂ったのです。

そうそう、今日の飛行機は修行でしたね。
別で記事にしてみますが、鍛練しましたよ!
マジ、ついて無いって言いたい感じ。
でも、言いません!
鍛練です、鍛練!!

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