『深センのビーチ』

深センのビーチ』

先週末にチビ達の夏休みの思い出作りと言う事で、
深センのビーチに行ってきました。
そこで目にした事を書いてみたいと思います。

まずは、高速道路の話。
レンタカーを使い、全線高速で行ったのですが、
土地勘が全くない為、結構苦労しました。

深センの中心からは何本も高速が走っていて便利ですが、
それを外れたところに行くには、
メインの高速から何回も分岐しなければなりません。
しかも、標識も分かりにくく、ナビなしではきついです。
環状線みたいな作り方をしてくれれば良いのですが、
どういうわけか、複雑に絡まってます。

そして、ナビさんもだましてくれるので、厄介です。
そんなで、いきなり止まってスーパーバックする車が。
右車線を走る時は、十分注意が必要です。
今回も、一回目の前の車に止まられてしまいました。
急ブレーキで回避をしましたが、
チョットボケっとしていたら、事故です。

それにしても、高速道路のそこいら中に
スピード取り締まりのカメラがあるんです!
10分走るうちに数回ナビが教えてくれます。
結構頻繁なので、正直うっとうしいです。

とは言え、ナビにそんな情報が入っていると言うのが
面白いなって感じてしまいます。
こっちでは、これがスタンダードのようです。

次にビーチの話。
今回は『大梅沙』というビーチに行きましたが、
ビーチ自体は悪くないです。

ただ、良く見ると、浜辺にはゴミが沢山、
海にもゴミが沢山。
特に、食品(お菓子)関係の包装フィルムが沢山。
こればっかりは、こちらでは仕方のない事なのかな?

そう言えば、香港ディズニーランドもゴミが落ちてるとか?
そんな噂と言うか、ニュースを見た記憶があります。
ディズニーランドでさえ落ちているのですから、、、
ゴミのポイ捨て撲滅は、なかなか難しいのかも知れません。

無料で開放していたので、モラルの低い人も入り易く、
それも一つの要因なのかも知れませ。

で、かなりの男の子が素っ裸で海水浴してました。
あとは、水着を付けずにパンツで遊んでいる姿も。
普通に海の中で立ちオシッコをしているのが嫌すぎる。

あと、浮き輪とか、砂遊びグッズが持っていかれます。
うっかり目を離すと無くなっちゃうんです。
特に、帰り際は注意が必要!
こっちが片してるどさくさに紛れ奪い取っていきます。
初日は浮き輪をを一個と、おもちゃを一個やられました。
次の日は、浮き輪を、、、でも奪い返しました。

ホント、油断も隙もあったもんでない。
もう少しモラル的に何とかならないものか?
と思ってしまいます。
まぁ、たくましく思えてしまう部分もあるのですが。

何れにせよ、基本、自己チューです。

そうそう、陣取りの自己チューぶりもなかなかでした。
いきなり我らがパラソルの目の前に陣取って、
こっちの出入りの邪魔な事、邪魔な事。
他人んちの玄関先に番長止めする感じですね!

こっちは、チビから目を離せないので、
なるべく海に近い位置で、視界が良く、
波が来ないところをチョイスしたのに、
その目の前に陣取るもんだから、チビが見えないのです。
それどころか、チビが我らがパラソルを見失い、
戻ってこれず迷子になりかける事が頻発したのです。
ホント、迷惑この上ない!!
実際真ん中の子は、二回、一番下は一回
迷子になりかけました。

波がザブーンって彼らの陣を脅かしてくれたので、
サマー見ろ!ってなもんです。

あと、面倒くさかったのがシャワーです。
有料なのですが、人が沢山居過ぎてムリ!
上海のビーチの方が入場料取るだけあって、
しっかりしていた気がします。

次は、ホテルの話。
この時期、ホテルはどこも一杯です。
何とかなるだろうと舐めていたのが悪かった。
しかも、車で移動できるので、
ちょっと離れてても良いだろう!
そう思っていたのが仇となりました。

ビーチでシャワーが難しかったので、
すぐにホテルに行きたいってんで、
近くのホテルを探す事にしたのですが、
空いているところが殆どなく、
何とか見つけたところは、高くて汚いんです。

こんなところでお客が泊まるのだから、
ホント良い商売だなって思いました。
しかも、良い値段取るんですよね。

前もってホテルを準備するべきと思いました。
その方が、リーズナブルな価格で泊まれますし、
ある程度、きれいなホテルの利用が出来るはず!

次回があるかどうかは、、、分かりませんが、
前もって準備をしておこうと思います。

バタバタしてたので遅くなってしまったのですが、
夕飯を食べに繰り出しました。

感心するのは、小学生高学年ぐらいの子供が
しっかりお手伝いをしているのです。
しかも、『この辺ではウチが安くて一番おいしいよ!』
と、客引きまでやってるのには驚きました。
ホント、大したものです。

実際、味も悪くなく、折角だからと言う事で、
色々頼んだのですが、価格も妥当なところだったので、
結構満足した夕食となりました。

で、隣のテーブルに若い女性の三人組が居たのですが、
お会計の時になって、手持ちが少々足りなかったよう。

『これしかないのよ!』
と、いきなり値切り始めました。
ホテルに戻ればあるような話もしてたのですが、
まったく、恥知らずなもんです。

でも、店員さんがしっかりした態度で断ったので、
一人がホテルに戻りお金を取りに行ったようです。

まぁ、取り敢えず言った者勝ちみたいな考え方は、
どの場面においても良く見かける光景です。
ある種の逞しさを感じてしまうのではありますが、
少しは、恥と言うのも自覚して欲しいものです。

食事の後は、少しお散歩。
水着や浮き輪等を売っているお店が沢山あったのですが、
何しろ価格が安い!

一応、リゾート地域に当てはまるわけですので、
少し高くても売れちゃうのではないかな???
って思ったのではありますが、
よくよく見ていると、浮き輪などを抱え、
道々売り歩く人達が結構沢山いるんです。

お店にとっては、彼らがライバルになっちゃうんですね。
だから、ある程度安くないと売れないと言うわけです。
まさに、中国ならではのレギュレーションです。
お客にとっては、正直ありがたい限りですね!

まぁ、こんなで、たった一泊の小旅行でしたが、
色んな体験が出来ちゃいました。
ホント、飽きさせない国です、ここは。

と言う事で、深センのビーチでの見聞録でした。