『中国でのビジネス』

今日は、久々に中国でのビジネスについて書いてみます。

わたしも随分と長い事中国で仕事をしているのですが、
なかなか日本の感覚では理解できない事もあります。

少し前(かなり昔)ですが、よく
 『OKY』、『TKY』
なんて言われる事もありました。

OKY オメー 来て やってみろ
TKY テメー 来て やってみろ

まぁ、中国で会社経営をするとおこる様々な問題、
なかなか一筋縄ではいかないレギュレーション、
一見簡単なことや、当たり前の事が推進困難であったり、
とにかく、外野から見ると理解できない事だらけ。

かと言って、渦中の当事者も理解出来る事だけではなく!
ただただ受入れて、打開案を模索し、手探りの中進む。
こんな感じで日々のイレギュラーをかわしているのです。

まぁ、少しレベルアップすると、降りかかった問題の背景、
利害関係、そんなところから推測して納得してみたり。
でも、これもなかなかうまく説明つかないのです。
百聞は一見に如かず!まさにこの言葉が当てはまります。
沢山の経験を積んでみると、段々見識が出て来るんです。
百見して初めて理解出来る事が出てきたりします。

でも、やっぱり日本側が指揮中枢であったりするので、
日本にうまく説明できずに困ってしまう現法のメンバー。
(まぁ、そもそも説明のしようが無い事もあったり)

だから、OKY、TKYなんて略語が出て来ちゃうんですね。

そして、現場は毎日日替わり定食で問題勃発!
その場で判断、その場で決断、その場で指示。
これぐらいできなければ、現地スタッフはついて来ません。

よく、勝手に動いて問題に発展してしまっていると言いますが、
逐一日本側のご機嫌伺いをしている場合じゃあないんです。
逆に、ご機嫌伺いしていたら、収集つかなくなるほど
問題があちこちで爆発しまくる事になってしまうのです。

きっとその時は、、、
なぜしっかり判断して迅速に処理できないんだ!
なんてお叱りを受ける事になるのでしょうか???
って言うか、きっとそうなるんでしょうね!

それぐらい面倒なことが起こる中国ビジネスですが、
実は、その他にも怖い怖い動きがあったりするんです。
これは、特に日系企業に対する内容なのですが、
長くなりそうなので、明日につなげます。