『中国経済』

中国経済

本日は、中国経済についてです。

今年に入り、元の切り上げもひと段落ついた感じです。
また、中国各地で不動産価格の下落が伝えられています。
消費者物価についても、落ち着いてきた感があります。
そして、一方、自動車の販売台数は、増え続ける様相。
成長率も7%程度はいきそうな雰囲気です。

さてさて、中国経済はどうなっていくのでしょう???
これについて、私自身の見解を書いてみようと思います。

元の切り上げは、しばらくすると、また動き出すでしょう。
あと5年間ぐらいをかけて10%程度動き、そこで一旦止まるかと。
と言うのも、チョット、所得に対し物価が上がり過ぎな感があり、
所得の伸びが追い付くのを待ちつつ上昇させるのではないかと。

この、物価と所得の関係ですが、、、
下手すると、内乱になりかねない程の不満が出てきています。
実際問題、最低賃金レベルの人は、どうやって生活するの???
そんな風に思ってしまう程、現状の物価は高いです。
国の成長に対し、個人の所得の伸びが追い付いていないのです。
それどころか持つ者と持たざる者の格差は開く一方。

よって、元の切り上げ圧力には、ギリギリまで粘って対応。
そんな感じで進むのかと思います。

ただ、国内経済はとどまることなく発展していくことでしょう。
価格を抑えた低価格自動車の開発がかなり盛んですし、
そういった状況からは、消費を加速させる動きが見て取れ、
徐々に豊かになった方々が経済を牽引するのではないかと。
それに引っ張られる形で、製造業も伸びるでしょう。

また、サービス業はドンドン大きくなって、飽和するでしょう。
そこからは、サービスの充実、差別化、値下げと進み、
消費者の消費意欲をこれまた増加させる要因になるかと。

それから面白いレギュレーションも生まれたりしてます。
自動車のローンがこの頃随分一般的になって来ましたが、
この金利が銀行の預金金利より低かったりします。
と言う事は、一括で買わない方が利息差分得と言う事に。
当然ながら、キャッシュフローも良くなりますよね。
そこへ来て、ナンバープレートのクジ引きなんてのがあったりして、
当たるとタダみたいなんですよね。
そりゃぁ当たった人は買ってしまうでしょう!!
そろそろ欲しいななんて考えていた人の背中は推されちゃいますね!

これまでは、中国でどうやって安く作るか?でしたが、
これからは、中国でどうやって売り抜くか!ですね。

売る為の努力を重ねていく必要性が徐々に高くなっていくのかと。
これから面白いのは、BtoCマーケットなんでしょうね。

でも、我ら製造業は、、、基本BtoBがほとんどなんですよね。
それでも市場はやはり大きいわけで、まだまだ魅力的ではあります。

あとは、不動産がどうなるか???
ここが一番のポイントかもしれません。

それから、考えたくもありませんが、戦争が起こるかどうかです。
こうなると、全てが狂って来ますので、、、どうなることやら???

と言う事で、中国経済の近未来予想でした。


▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

編集後記

やっと自家用車が売れそうです。
その為にサイン証明なるものの入手が必要です。
印鑑証明の代わりですね。

という事で、明日は、領事館に行ってきます!

▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲