『損得で生きる』

『損得で生きる』

中国に居ると、損得勘定だけを考える人に良く遭遇します。
まぁ、割り食うぐらいなら、恥をかいてでも得を取りにいくのは、
この国では、ある種当たり前の考え方かもしれませんけどね。
これに、逞しさを感じてしまうのは、私だけでしょうか?

ただ、仕事上でくだらない損得勘定だけで行動するのは問題です。
このような光景は、日本でも中国でも良く見かけます。
でも、少し中国の方が頻度が多いかもしれません。

これって、硬直化した組織で良く起こるんですよね。

事なかれ主義と言おうか、今だけ良ければ良いという感じで、
未来や将来に対し、少なからず影響が出ることが分かっていても、
今の面倒になることが嫌で、動かなかったりします。
どうしても、今の苦労は、損に感じてしまうようです。
だから、動かない。

別に、動かなくても、得をするわけでないんですが、、、
どうせやるなら、トコトンやっちゃえ!っていう考えには、至れない。

で、将来後悔するんですよね!きっと。
あん時やっときゃよかったなぁ~って。
これって、すごく惨めだと思います。
だって、自分の人生を完全否定しているようなものですので。

で、このような事なかれ主義的組織では、生産性が非常に悪い。
そこを変えていくのが、管理者の腕の見せ所ってことかと思います。

まずは、組織のメンバーを前向きに、やる気にさせる事です。
それは、メンバーの心のコップを上向きにさせるようなもので、
その人にどうなって欲しいかを考えに考え抜き、
トコトン話し込みをして行くより他ないんです。
心のコップが上を向いたら、もう、こっちのものです!
波状攻撃で畳み掛けるのです!!
簡に言うと、その人が踊る為のステージを用意するのです。
そして、踊ってもらう。
正直、ステージを準備するのは、かなり大変です。
でも、愛と情熱があれば出来るのです。

これで、宝くじ1枚GETです(笑)
こんな宝くじを10枚も同時に持っていれば、当るんです数枚。
この瞬間、組織が変わり始めます。

あとは、折に触れフォローしたり、目標管理に落とし込んだり、
勉強会を開くのもいいかも知れません。

私がいつも部下に言って聞かせる言葉に
『やったもん勝ち!やり放題!!』
というのがあります。
これ、
『一回でいいから、一年ぐらい死ぬほどやってみ!』
と言うのと一緒に使ったりしてます。

徐々に組織が成長していくと、病みつきになっちゃいます。
しかも、この宝くじって良く当たるんですよね!
10枚中2枚も当たれば御の字なんですが、なんのなんの、
半分ぐらい当たっちゃって、内1枚が大化けの大当り!!
そんな事もあるんです、実際。

と言う事で、やっちゃえ!というお話でした。


▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲

編集後記

この頃、お酒が弱くなったようです。
接待で少し遅くなって、次の日の辛い事辛い事。
朝まで騒げたあの頃が遠い昔のようです(汗)

40歳の壁なのかしら???

▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲▲