『海外工場立上?』

本日は、『海外工場立上?』についてです。

久々に連載してみたいと思います!

 

傍から見て、結構しっかりした工場って思っても、

その実は、あまり大した事がないことがあります。

 

結局のところ、人材(人財)の問題が根底にあったりします。

 

実は、今回赴任してみて、正にその状況下にいたりします。

これを変えていかなければならないのですが、

まぁ、そっちの話は置いておいて。

 

このような状況になってしまったであろう要因と、

どうすればうまくやれるか?

人財を育成できるか?

について書いてみたいと思います。

 

恐らくなんですが、中国の日系企業の大多数はこんな状況かと。

そんな中でうまくいったトコっていうのもあるのですが、

一体何が違ったのでしょう???

 

まず一つは、海外(中国)進出が初めての企業が多かったからかと。

そうすると、何をどのタイミングで行わなければならないか?

そんなノウハウ的なものや、海外進出の戦略面が弱いのです。

逆にうまくいっている会社は、初心者ではなく、

百戦錬磨の管理者を送り込んで経営にあたったのでしょう。

 

そして、もう一つは、取り敢えず生産出来る事が優先で、

生産出来さえすれば利益が上がってくる!!

という形態の企業が多かったのかと思います。

そうすると、技術者がラインのメンバーを育てて終わりです。

管理者を育てるなんて、、、微塵も考えていなかったのでしょう。

 

そんな中、ある程度物が流れ出したので、

旗振り役の現地法人の社長を一人置き、

立上部隊は撤収ってな状況が起き、

あとは、成行きに任せ現在まで存続という会社が多いかと。

 

でも、だんだんマーケットが苦しくなり、受注が減り、

なかなか利益が出しにくくなってくると徐々に問題視し始め、

で、コスト削減だとか管理体制の工場だとかそんな指示が飛ぶ!

でも、人がそもそもいないので推進するメンバーがいないのですが、

そんな中、現法の社長だけが一生懸命に騒いでいくことに、、、

現場とは温度差があり、どうにも話が前に向いていかない。

どうしてもうまくいかないと本社側で大きく問題死されてしまい、

もう利益が上がる見込みがない!

撤退!!

こんな会社結構あったりするのではないでしょうか?

 

あとは、日本で作っていたら全く合わないので海外展開、

でも、やっぱりコストが思うように下がらなくて赤字、

利益を出すには現地化だ!

って言って現法の社長以外の日本人メンバーの撤退!!

挙句の果てに、その時に多少使えたメンバーを要職に!!!

そう、管理能力のない部門長さんの出来上がりです。

そりゃぁ、うまくいくとは思えませんよねぇ〜。

とどのつまりは、撤退!!

 

これを読んで、あるあるある!なんて言う方は、、、

結構海外(中国)で苦労されたことがある方では???

 

様々な問題があるにせよ、結局人造りが間に合わなかったのです。

 

では、どうしていけばいいのでしょう?

 

それは、立上3年目ぐらいまでの間が勝負だったりします。

 

続きはまた明日!

 

 

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編集後記

 

今日は、涼しいです。

寒暖の差がちょっと有り過ぎですね!

で、こんな日は、地下鉄のクーラーがキンキンなんです。

朝の出勤、、、寒すぎです。。。

耐え切れず、風の来ないところへ避難しちゃいました。

 

だんだん会社の状況が飲み込めてきました。。。

かなり覚悟はしていたのですが、、、これ程とは。。。

遣り甲斐はかなりありますね!

 

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