『信用、信頼』

本日は、『信用、信頼』というお話です。

お引越しをしなければならないのですが、
結構処分しなければならないものが。
その中で一番大きいのは、車。

今日はそれにまつわるお話をしてみようかと思います。

中国は、まだ中古車が比較的高値で取引されています。
日本だと二束三文にしかならないレベルでも、
購入価格の半分ぐらいで売れてしまうのです。

もう少し前は、ホントにこんな金額で売れるの?みたいなのもありました。

例ですが、VWサンタナという車があります。
その一番古いモデルで通称『普サン(普通のサンタナ)』という車で、
モデルチェンジした今でさえ何故か生産されている車。
きっと、コストパフォーマンスが良い為、アフターパーツが充実している、
そして、色々な整備会社がこの車の整備に慣れているという理由から、
未だに売れてしまっているのではないかと思います。

この車が、5年使って、17万キロぐらい走ってたんですが、
なんと、売却価格6万元!
その当時のレートで100万円近い価格で売れちゃいました。
購入価格は、当時12万元そこそこでしょうから、半額で引き取られたわけです。
日本なら、下取りも出ず、買い替えでタダで引き取ってもらえれば!
そんな状態の車が100万円です(汗)
これには流石にビックリしたのを覚えています。

ただ、昨今は、中古車市場も徐々に飽和方向に向かってきており、
だんだんと買い取り価格が下がってきている状態ではあります。
だから、今はそこまでの値段で売れる事はまずないとは思います。

また、そんな中、徐々に新車の販売価格自体が下がってきており、
同じクラスでも、3年前と比べ30%ダウンなんていうのも当たり前。

丁度、ウチの車がそうだったんですね。
買った翌年ぐらいに1800ccのクラスが出て、2000cc廃止、
販売価格が30%近くさがっちゃたんです。

そんな中、今回処分しなければという事で、
いくつかの買取業者に買い取り価格を見積を取ってみると、
やはり、購入価格の半値ぐらいの価格が出てきました。

もしも、新車販売価格が下がっていなければ、、、
6掛け以上はあったでしょうが???
まぁ、現状の販売価格の7掛けチョット欠けってトコですかね。
それでも、日本で売却するよりは良い感じでしょうか?

じっくり合い見積を取って、一番高値を付けてくれた所に話を出しました。
小さな会社のようでしたが、、、でも、これがまずかった。。。
引取に来てもらった時に問題が起きてしまったのでした。
高く売れれば良いと思ったのでつい信用度の低いところを選んだツケが。。。

何と、下見したくせに何だかんだと難癖をつけて安くしようとする。

まぁ、こっちに住んで長くなりますので、こういう事はよくある話。
随分こういうのには慣れて来たのですが、面倒な話で(汗)
こっちは、とっとと処分しなきゃならないから困っているのに(怒)
で、そんな中、急いで売るので足元見られるのも嫌なので、
じゃあ売らない!って言ってバイバイしちゃいました。
もしかしたら、ホントは買いたかったんじゃないかな???
まぁ、もう遅いのですね(笑)

結局、こんな無駄な事が起きてしまうのです。ここ中国では。
少しでも利鞘を増やそうと、その行動は分からないでもないのですが、、、
こういう時は、ホント面倒だなって思っちゃいますね。

そんなこんなで、リミットタイムがほとんどなくなってしまったので、
比較的大きくて、信用がある程度おけそうな買取業者へ話を持ち込みました。
売却額は、少々下がってしまいましたが、仕方ないですね。

でも、良かった事も。
だって、それだけ長く車を使っていられる事になったから。
売却予定日は明日の午後で、明後日の朝一に上海を離れるので、
本当のギリギリまで車を使わせてもらえたわけですね。

しかも、パッキングした荷物を郵便局へ持ち込むのにも使えるので大助かり!
結果往来なのです。

でも、この体験で思い直させられる事は、、、
やはり、信用のおける会社って言うのは、
黙ってても伸びていくんだなって事!

これからの中国って言うのは、ここんトコがキーになっていくのかもしれません。

という事で、車売却のエピソードを通じ、チョットした気付きをもらいました。
『信用』、『信頼』という大事なキーワードですね。

そういえば、日本の老舗と言われている企業は、
この『信用』、『信頼』という言葉が社訓になっているところが多いようです。


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編集後記

さぁ、明後日から一時帰国です。
今日は、一時帰国前の最終出勤日です。
何か、ホントあっという間。

明後日は朝6時には出ないとならないので、
今日明日でパッキングを完了させねば!

昨日は、本棚を整理しました。
本やアルバム等、約70kgの荷物となりました(汗)
今日は、一時帰国後の身の周り品以外を全てパッキングです。
そして、明日、郵便局の船便で送ります!

いやいや、帰任の場合は、引越し費用全て出るんだけど、
自己都合退職だと流石にもらえないので大変です。
(もらえるかも知れないけど、もらうのは憚られます)

でも、一部郵便局の船便では送れそうもないものがあって、
ハンドキャリーで持ち帰る事は可能なのですが、、、
少し量が多すぎて、一回ではムリと言う状況。。。

そんなで、知り合いに、国際引越しの業者さんを紹介してもらいました。
国際引越しの業者からの見積には目が飛び出ました(汗)
だって、普通に飛行機で上海−東京往復5回は出来るレベルなんだもん。

今、片道で23kg×2個+10kg機内持ち込みまで無料ですから、
全て使い切ったとして、560kgまでいけちゃうんですもの。
片道だけで考えても280kg、、、280kgって結構ありますよね?

誰かヒマなヤツに運んでくれってチケット渡すのもアリアリなんですね!
だって、大体2回ぐらいの量だったわけだから。
まぁ、チョクチョク出張に来ると思うので、
そん時に少しずつ持ち帰りましょうかね?

で、チョット面白いオチが。。。
実は、紹介してもらった国際引越し業者さんなのですが、、、
3月頭にインターネットで見積を取ってたのでした。。。
因みに値段はほぼ変わらないぐらいでしたね。

そう言えば、日通も日本品質での国際引越しを始めたらしいですね。
この間、来社した人に教えてもらいました。
きっと、見積は、、、スゴイ事になるんではないでしょうか?

遅寝○、早起き×
一生懸命、日本の物件をネットで探してます!

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