『伝え方』

本日は、『伝え方』というお話です。

この間、『成長』という記事で、
相手に受け入れられる為に、ストレートばかりではなく、
変化球も織り交ぜ、相手の状況に合わせた言動を!
という内容を書きました。

そこからの続き的な内容ですが、
今日は、相手に伝える為には如何すれば良いか?
そんな内容を書いてみたいと思います。

人は面白いもので、本当の事をズバリ指摘されると、
どうしても拒否反応を引き起こしてしまうようです。

見透かされて悔しいという気持ちもあるでしょう、
また恥ずかしく思えるような事も、
そして、それを認める事をプライドが許さない、
そういった考えが心の中でグルグルまわって、
拒否反応を引き起こす心理状態になってしまうのでしょう。

また、人にはもう一つ面白い側面があります。
変化を伴う命令をされると、拒否反応を起こすのです。
簡単に言うと、
 『やれ!って言われると、やりたくない』
 『やめろ!って言われると、やめたくない』
そんな感じの状態。

何れにせよ、上記二つの心理状況となってしまうと、
素直に他人の意見を受け入れられなくなってしまい、
逆に意固地になってみたりなんかしちゃうのです。

下手に意固地になると、変わるべきチャンスを逸し、
ズルズルと時間を浪費し、状況悪化へ一直線!!
こんな状況になってしまうので、
実は、下手な伝え方というのは、罪作りなのです。

でも、こんな側面からは素直に人の意見を受け入れられる人は、
素晴らしい素質を兼ね備えていると言えるかもしれません!
私は、、、まだまだですねぇ〜。。。修行修行!!

話を戻し、相手に受け入れてもらえるような伝え方が重要!
これは、何となく分かって頂けるのでは無いでしょうか?

そして、相手に受け入れてもらえるような伝え方というのは、
基本的には、上記の拒否反応を引き起こさせないような、
そんな伝え方をしていく事となるのではないかと思います。

ですから、変化球を駆使して、緩急自在に攻めるのが定石!

でも、これって限界ってもんがあるのではないかと思います。
だって、この行動を分析し簡単に言うと、
自分の意見で他人を変えようという事だから。

自分を変える事は出来ても、他人を変える事は基本難しい事。
だから、いつもうまく行くとは限らず、もどかしくもなるかと。

でも、スゴイ方法があるようです!
まだ、私も上手く出来てはいないのですが(汗汗汗)
(たまにうまく行く時があります)

それは、『伝える』のではなく、『引き出す』という方法です。
結果として、相手に伝わるという考え方ですね。

『引き出す』というのは、
そもそもこちらがストレートに伝えたい事を
様々な会話を通じて、
 『こういうの良くないよね?』
とか、
 『こうした方が良いよね?』
など、
相手が自分から核心を導き出せるように誘導すること。

自分から核心を口にしてしまった瞬間、事態は急変します!
変わりたくないとかやりたくないという拒否反応は全くなく、
ドンドン変化の行動を推し進めていったりします。
しかも、楽しみながら、充実感を持って。

きっと、自分で結論を導き出したと言うのが自信になり、
自発的な行動に至り、そして物事が好転するという結果、
それらが相乗効果となって『心』を盛り立てるのでしょう!
気分的良く行動が起せる幸運の中に身を置けるのです。

そして、そのような心理状況に至ったあかつきには、
何でもかんでも千客万来!他人の意見を素直に聞く事が出来ます。

ですから、そうなった時初めて、相手が自らつかんだ答えに対し、
更に様々なアドバイスや意見を伝え、
より素晴らしいアウトプットへ導いていく!

何か、こういうのって芸術的ですよね?
そうでもない??

でも、こんな風に『伝える』ことが出来たら、
どんなに素晴らしいだろう?
そう思わずにはいられません。

多分、今流行の『コーチング』って言うのも、
相手から引き出すという面では似たようなものかと。
原理原則は通じ合っているのではないかと思います。

という事で、伝えるにはうまく引き出そう!というお話でした。

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編集後記

今日は、退職の話を切り出しました。
少し考えさせてくれとの回答でした。
やっぱり、気まずいですね。
何れにせよ、嫌なもんですね。

遅寝◯

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