『目標値設定法』

本日は、『目標値設定法』というお話です。

丁度、年明け早々なので、良いネタかと思います。

多くの方々が、この元旦や正月休みに、
一年の計を定めたのでは無いでしょうか?
その中には、具体的な数値目標もあるかと。

また、個人でなくても、
お仕事などで定められているのではないかと。
三月が決算の会社もあるのでまだかも知れません。

この目標値なんですが、
現在の延長線上に希望的観測をプラスして、
頑張って達成しようという気持ちを先行させると、
前年比15%UPとか10%改善とか、
そういう形になるのではないかと。

これ自体がそこまで悪いとは思わないのですが、
何れにせよ、上がってナンボなわけですね。
どういう事かと言うと、
こういう目標値を達成するのは、結構困難なです、普通。

もしも、達成できるとしたら、
元々設定値が低くて、達成できて当たり前とか、
徹底的なノルマ管理で外圧をバシバシかけていたとか、
自分の頑張りで達成できたと言えない結果とか、
そういう類のものが結構多いです。

だんだんわけが分からなくなってきましたね(汗)

簡単に言うと、目標値の次元の問題だと言う事なのです。

例えばですが、売上を10%上げるとかでは、
画期的な発想からの対策案は出て来ないわけです。

それを、売上を100%上げる、
倍増させるとしたらどうなるでしょう?

きっと、今までのやり方では到達出来ないですよね。
まぁ、期限が10年だって言うなら、若しくは達成できるかも?

この、今までのやり方と違う方法を考えると言うのがミソ!
発想自体を根本から変えるわけですね。
すると、10%UPなんて言う物は、単なる通過点。
達成できて当たり前、
まだまだ先があるという感じになります。

実は、10%UPを目標にすると10%UP達成は困難、
でも100%UPを目指すと、10%UPは当たり前、
こんな風になってしまうものなのです。

ですから、年収1000万が目標の人と、
年収1億が目標の人がいたら、
どっちが早く1000万を越えるか?
若しくは、どちらが1000万UPをする可能性が高いか?
これを想像してみると、結構説得力があるかと。

多分、1000万が目標の人は、、、
なかなか1000万は超えないでしょう。

また、野球選手でも同じだと言われています。
3割バッターを目指している選手は、3割を超えられない。

どうでしょう?
目標値の次元て結構重要だったりしません?

しかもなんですけど、人間の脳って勝手に考えてくれます。
次元の違う目標値について真剣に悩んでいると、、、
ある時、その糸口を偶然のように見つけたりしちゃいます。
これは、脳ミソ君が我々が気付かないうちに、
四六時中考えてくれていたからなんですね。

という事で、丁度年明け早々なので、
自分の目標値をもう一度見てみたら如何でしょう?

中には、、、
目標値の次元を変える事が出来るものもあるかも知れません。

そんなのがあったら設けもんです!
とっとと目標値の次元を設定しなおして、
脳ミソ君に頑張ってもらいましょう!!

下手をすると、一瞬にして当初の目標値をクリアしちゃうかも?
ダイエットも同じかも知れませんね?
あと、禁酒とか禁煙も。

という事で、目標値見直しちゃって下さいというお話でした。

そうそう、余りの無理は禁物です。
発想を変えた対策案は、結構リスクを伴うものがありますので。
でも、リスクを犯してでも行きたくなっちゃうんでしょうね?
自分の発想の転換から出てきた対策案の場合は!!!


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編集後記

昨日は、忘年会の前哨戦がありました。

前哨戦とは?
忘年会当日に仕事の関係で参加できないメンバーの為の宴会です。

24時間生産し続けなければならない、機械を止められない、
そんな製造業の悲しく仕方ないところでありますね。

え?新年会では??と思われるかもしれませんが、
中国では春節が新年、
春節(新年)前の宴会なので、元旦過ぎたのに忘年会なんですね。
また、忘年会がらみのはなしは別でしようと思いますが、
結構、この雰囲気に慣れるまでは、違和感がありましたね。

さて、今日の配信は、メールでもってやってみます。
もしかしたら、変なメルマガになってたりして(汗)
そん時は、やさしく笑って許してやって下さい!

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