『国債利率』

本日は、『国債利率』というお話です。

この頃、政治経済や世界経済を勉強してます。
いやいや、勉強するに連れて、、、
自分は、何にも知らなかったんだなって。。。

何れにせよ、興味を持って勉強するようになりました。
でも、勉強していくと、コイツは重要だなって思います。
だって、今後の自分の身の振りに対し、
重要な情報として機能するからです。

で、そんな中から学んだ内容を一つ書いてみます。
間違った認識もあるかもしれませんし、
後から読み返した時に赤面なんて事も(汗)
でも、メチャメチャ素人なんで結構分かり易く書けたりして?

欧州の金融危機なんて言われていますよね。
しかも現在進行形で進んでいる感じで、
好転の糸口は見つからない。
これからどういう影響が出るやら?
こんな感じで色々なニュースがあるかと思います。

で、そもそも何故にこんな事が起きちゃったのかなって。
そういう風に思っていたのですが、
この頃だんだんと概要がつかめてきました(←遅すぎ!)。
恥ずかしいんですけど、仕方ないです。
知らなかったんだもん!

要は、国が借金するからなんですね。
国の経済成長が著しいような状況であれば良いですが、
そうでない場合は、借金が命取りになるわけです。
簡単な話、借金を返すあてが無いのに借金をするのが悪いのです。

普通、お金を借りる時は、その人の属性を評価して、
属性が低い人には融資なんか出なかったり、
利息が高くなっちゃったりしますよね。
銀行等の金融機関では当たり前の事です。

それと同じ事が、国家レベルで起きちゃったわけです。

そもそも貸し手がいなければ、借金も出来ず、
若しくは、借金を返せず(不渡り)で、
傷が浅い内に破綻できたものの、
欧州は、欧州共同体(EC)を基礎に欧州連合EU)が形成され、
助けすぎちゃったので、傷が大きくなりすぎちゃったんですね。

自国の国民からの蓄えとかから助けが出たのであれば良いのですが、
他国に頼ってしまったので、より状況がひどくなったわけです。

だから、国の属性が悪くなると、借金をする利率が跳ねてしまい、
利息返済だけの負担で相当な資金が必要となり、
当たり前ですが、雪だるま式に増えるしかなくなってしまうのです。
で、返せなければ破綻ですが、怖すぎるのでまだ支えている。
どうも、悪循環から抜けようが無い状況に映ります。

これが、一国二国ではなく、、、沢山あるので。。。
そりゃあ世界へも影響するってもんですわね。

日本は、国債の利率が低いのでまだ良いと言われていますが、
さてさて、何時まで持つのやら?

少子高齢化労働人口が激減していく中、
大きな経済成長は期待できないし、
ケインズ理論的な公共投資も機能してないし、
そもそも、逆ザヤ予算なのだから、、、
そうです、お金を借りる属性を満たさない状況なのです。

で、なぜ利率が低いかと言うと、国民貯蓄があるからですね。
沢山あったもんだから、エライこっちゃなるまで支えちゃった。
って事で、そいつが尽きる頃に、国債利率が上昇!!
額が額だけに、1%上がってもすごい事になるんですね。

で、5%も一気に上がったりなんかしたら、、、
もう、税収じゃぁ返しようがなくなるんじゃないのかしら?

そして、その利率が上がってしまう時期が何時来るのか?
EUの国は、助けてくれる国があったけど、日本は?
IMF助けてくれるのかしら???
多分、そんな簡単には助けてくれないですよね。

って事は、破綻しちゃうんじゃないかしら?
だって、普通に考えればそうなるでしょ?

問題はそれが何時来るかって事ですよね。
何時なんでしょ?
結構、早くに来ちゃうのではないかしら???
だって、タンス預金はもうすぐ底を尽きるんですから。

年金需給の年がどうこうなんて言っている場合でないのです。
ツケは、現在の若い世代や、これから生まれてくる世代へ。
あまり嬉しくない未来予想となっちゃってますね。
そりゃあ、子供も生みたくなくなるってもんで。

こう考えてみると、可及的速やかに歳入歳出の正常化が必要。
増税対応も仕方ないのかも知れません。
政権争いで四の五の言っている場合じゃぁ無いはずなんですね。
イタリアが正にそういう状況で沈没していったのですから。

ではでは、我々はどうすればいいのでしょうか?
何かできる事は無いものなのでしょうか???
このまま指をくわえて見ているのは忍びないですね。

まずは、国への依存を無くす事ですね。
自立(自律)し、自分が出来る事を精一杯することです。

そして、こけたら立てばいいのです。
そう考えていくしかないのかと思います。


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編集後記

今日は、仕事始めです。
機械を止めていたので、工場はキンキンに冷えています。
足元が非常に寒い。。。
機械が稼動してくれば、すぐに暖かくなります。
もう数時間の我慢ですね。

さぁ、公私共に今年も頑張りましょう!

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