『人事評価』

本日は、『人事評価』と言うお話です。

今年は、春節の時期が早いので、人事評価を前倒しでやる事に。
まだ、12月までの評価期間が終わってないですが、、、

中国では春節前にボーナス支給を行うのが通例です。
それだけでなく、昇給をする会社が結構あります。

でも、最低賃金上昇や四金と呼ばれる社会保険の基数上昇等で、
昇給をさせたはずが結局最低賃金に戻ってしまうと言う事も。

そうすると不満が噴き出してきてしまうので、
また中途半端な局地的な調整を行ったりと、
なにかと面倒です。

ですから、年初に決めている年間予算が狂ってしまう事も。
まぁ、織り込んでいないのが問題なのですが、、、

しかも、利益バシバシって言う会社なら良いですが、
中途半端にやるもんだから、折角昇給してもらったのに、
さらに不満が吹き出す事も(汗)
ホント、何の為に評価したのか、分からなくなってしまいます。

結局のところ、予測が足りないと言う事なのですが、、、
こうなると不幸な人事になってしまいますね。

昨今は、ストなども怖いので、結構こう言う状況はナーバスです。

そもそもは、こっち(中国)のルールに合わせた
対応が出来ていないのが問題なのですが。。。

そんなで、昇給時期をうまく設定している会社も出てきました。
ウチも去年からはそうしました。
長年問題だと言い続けてきたのがやっと聞き入れられた感じです。

まぁ、中国特有の話はこんなところで。
今年は、例年よりも早く評価が始まったのです。

で、この人事評価の方法というか仕組みについて思うところがある、
それが今日のお話です。

どのような人事評価方かと言うと、
人事考課表にて評価をしたあと、部門を合わせ、
同じクラスのメンバーで差し込み作業を行うというものです。
基本的に、日本の本社のやり方を踏襲する形です。

でも、今この瞬間にみんなの昇給やボーナス金額が決まってしまう。
この雰囲気はどうも馴染めません。

当然自部門の部門の頑張っているメンバーの評価は上げてあげたい、
でも、他部門のメンバーをあわせて、相対的に評価せねばならない。

相対的評価でも上位にくれば良いですが、
全員が全員そうなれる事はなく、、、
だって、定員が基本的に決まってますものね。

そんな状況下でこの人事評価の方法に疑問を感じたのです。

SABCDを割り振ろうと言うのがどうもしっくりこないのです。
一人ひとりに合った、評価をしたいと思ってしまうのです。

アマちゃんと言われてしまうかも知れませんが、、、

例えば、年当初に面談を何度か重ね、
こちらの要求や希望、
そして、本人のやりたい事、
当然、会社の方針に沿った、
そういった事を話し込み、
コミットメントしてもらい、
目標を明確化させていく。

そして、一年を振り返り、どうであったか?
評価に値するのか?
まだまだだったのか?
そんな感じで、自分の評価の根拠がかなり明確してあげたい。

テンションというか、モチベーションを上げてもらえる、
そんな評価をしたいと思ってしまうのです。

だって、折角昇給したり、評価されたりするなら、
その評価の根拠や、自分の手で勝ち取ったというような、
達成感と言うか、満足感があったほうが良いと思うから。
そして、それがモチベーションにつながっていくと思うのです。

もう一つ言っちゃうと、日本と同じ評価方法なので、
自分も今みんなに対してやっている評価で評価されています。
こう考えると、チョット嫌な感じなんですよね。

もし、自分がトップになる事があれば、違うやり方をしましょう!

という事で、人事評価の方法にケチをつけてみました。


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編集後記

一月一日の元旦からメルマガを発行しようと思っていましたが、、、
審査に通りませんでした。。。

サンプルメルマガの字数制限があったので、
サンプルだからかな?って思い、
途中までのメルマガ内容を載せたのですが、、、

これ実は勘違いしていたみたいで、行の字数制限だったみたい。
多分、ちゃんと最後まで載せていなかったのが原因かも。
因みに、12/26号の『実践』の途中までを載せました。

慌てて、今日もう一度申請しなおしたのですが、、、
マズイッス!!
元旦に間に合わないかも。
きっと、まぐまぐも正月休み入っちゃうよねぇ。。。
チョット泣きそう。

何か、準備が後手ってしまった感があり、悔しいです。
って言うか、審査があるとは思っていませんでしたね。
まぁ、なるようにしかならないのですが。。。

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