『10年後の中国 Part.7(最終回)』

昨日は、ウチの近くに出来た焼肉やさんへ。

結構サービスは悪くなかったです。
味もそこそこ。
値段は、、、注文するものによりますが、
そこまで高くはないと思います。

何よりも、飲み放題を50元で付けられるのが魅力。
仲間内の打ち上げで飲むときに使えます!
今回は家族で行きましたが、次回は皆をさそって!

朝起きたら、喉が痛いんですけど。
これって、いつものパターンで行くと、、、
腹に落ちてきて、熱を出して、ダウンという流れ。
しかも、2、3日後に起きるので、、、
結局、土日寝て過ごして、月曜から出勤可!!
何とも、便利な身体にできています(汗)

今日は、薬を飲んで早めに休みましょう!
って言いながら、いつ家に着くのやら???


さて、本日は、『10年後の中国 Part.7(最終回)』です。

長い連載になりましたが、本日が最終回です。
チョット持論を交え上海の10年後について考えてみました。

さあ、参りましょう!

ここまで、大まかな10年後について考えてみましたが、
上海だけをクローズアップしてみると、
私自身一番気になっている事があります。

それは、サービス業と不動産業(リフォーム、内装業者含む)
の発展についてです。
日本でもバブル崩壊以降でも大きな収益を上げている
ビジネスモデルが多数存在する事は、ご存知の通りかと思います。

上海は、この先も人口が増えるでしょうし、
それに平行してサービス業が伸びていく事は、
容易に予測できるのですが、
差別化などをして、やり方を変えていかないと、
どこかで頭打ちになり、
淘汰合戦が始まっていくと思われます。

実際、市場を見てみると、需要対供給では、
まだ供給過多な状態にあります。
要は、作れば売れると言うよりも、
作ったものをどうやって捌き切るかが鍵です。

オリンピック、万博を経て随分と市場淘汰が
起こった状況ですが、まだ余っていると考えます。

そういった意味で言うと、
やはりまだバブルと言う状況には至っていない
と考えて良いかもしれません。
(ところどころに片鱗は見られますが)

これからは、内需拡大の為の所得増を目指すと
思われますので消費は更に過熱していくと考えます。

すると、造れば売れる時期に入っていきますので、
バブリーになっていくでしょう。

それがはじける時、そこが差別化の重要点です。
強烈に売れなくなり淘汰が始まりますので、
そこまでに差別化できるのであれば、
非常に面白いと考えてしまうわけです。

現在、中国では捏造された顧客満足が流行しています。
本来の意味での顧客に感動を与えると言う
顧客満足の追求等は皆無と言ってよいでしょう。

そこをやり遂げられたら?非常に面白い!!

ですから、サービス業が熱い時代に突入していく門が
正に今開かれたと考えても良いと思います。

という事で、個人的には製造業からサービス業に
乗り換えたいって言う思いも相当にあります。

また、地下鉄がここまで発達してくると、
地下鉄を中心とした商業圏がドーナッツ型に
形成されていくと考えられます。
今現在のように、地下鉄から少し離れたところにある
商業街は徐々に廃れていくのではないかと予想します。

そのような状況となった時、不動産価格がどう動いていくか?
恐らく、かなり大きな格差となってしまうのでは無いかと考えます。
郊外は特に。
恐らく、地下鉄駅3キロ以外の地域は
結構キツイ戦いが待っているのではないかと。

そして、五ヶ年計画についても気にしておくべき内容であると考えます。
私なりの非常に簡略化した五ヶ年計画の解釈は以下です。
現在は、2011年から始まった第12次の五ヶ年計画が始まっています。

一年目 2011年
 種蒔き時期です、大きな発展は望めません

二年目 2012年
 様々な施策の効果が徐々に出てくる時期ですが、大きくはないです

三年目 2013年
 施策の効果が顕著に現れ大きく発展を始めます

四年目 2014年
 収穫期とも言え、五ヵ年の中で一番の盛り上がりを見せます

五年目 2015年
 最終年は、持続に懸命になる年で大きな発展は無く、
 むしろ少し若しくは急速に後退する時期です。
 そして次の五ヶ年計画を練る年であります。

何れにせよ、この五ヶ年計画無視には将来は占えません。
この五ヶ年計画の内容からみても、
あと5年は全く問題ない状況かと考えられ、
2,016年からの5年間が非常に目まぐるしい動きを
見せる状況となるのではないかと思います。

という事で、10年後の中国についてを書いてみました。
不思議とあたりそうに思えるのは何故でしょう???