『10年後の中国 Part.4』

昨日は、ホントに一日脳ミソを使わず休みました。

たまには、何も考えないのも良いですね。
考えてみると、日頃は結構脳みそ使ってるんですね(笑)

今日も病院に行ってきましたが、特に原因は分からず。
まぁ、昨日より良くなっているという事で、
続けて筋肉緩和の薬と血流を良くする薬を飲んで、
様子を見る事としましょうと言う事になりました。
確かに、首の後ろがかなり痛いのに気づきました。
こってるんでしょうかね?
今日あたり、マッサージにでも行ってみようかしら?

午後から会社に出てましたが、チョットしんどいですね。
高熱でうなされた次の日の頭の回転と言う感じです。
何れにせよ、本調子まではまだかかりそうですね。
まずは、定時で上がらせてもらいました。


さて、本日は『10年後の中国 Part.4』です。

昨日は、中国からの視点で状況分析を行いました。
今日は、上海近郊地区の目線で分析してみます。

さぁ、参りましょう。

さて、更に細かく見てみましょう。
上海及びその周辺地域の置かれた状況はどうなのでしょう。
上海はこれからも商業が発展していくものと考えます。
人口もまだまだ増えていくのではないかと思います。

様々な企業の本社機能、事務所機能のみ上海に集結していく
ような形がこれから更に進むのではないかと思います。

確かに郊外には工業用地がまだまだあるのですが、
人件費高騰、物価高騰による材料価格上昇の観点からは、
収益を上げていける企業(工場)は、
なかなか出てこないのではないかと考えます。

ですから、これから先10年の間には、
徐々に(内陸、その他新興国へ)移転していく
企業が出てくるのではないかと考えます。

また、サービス業が発展していくでしょうから、
工場で働くという人材自体の確保が困難になってしまい、
生産が立ち行かなくなるという事も想像できます。

先程、人口増加の話が出ましたが、
上海だけをとった場合人口が増える事には、
消費が上昇し更に商業が発展しますので
特に問題は無いはずなのですが、
就職先が無かったり、物価上昇などにより
生活が出来なくなってしまうような人々が、
上海に集まる事も容易に予想できます。

そうすると犯罪が多くなっていくという事も考えられますので、
上海に住むのは、どうなのか?という部分もあるかと思います。

さて、ここまで中国における現在及び近未来を細かくみてきました。

結論としては、これから5年程度は、
製造業にとっては非常に厳しい時期が続くものの、
商業は栄えていき、雇用はある程度創造されると考えます。

しかしながら、内需の拡大が間に合わないようであると、
成長は徐々に衰える傾向にあり、
内需拡大の為には個人消費を上げる必要があり、
個人消費を上げるには個人所得を倍増させねばならず、
その部分で製造業には大きな皺寄せがいき、
存続出来なくなり淘汰されたり、移転したりする企業が出る、
すると人員余剰状態になり、その受け皿がサービス業となるが、
今現在の傾向ではまだまだサービス業は伸びていくと考えられるので、
大きな問題はないのではないかと考えます。

という事で、各視点からの状況分析はここまでとしたいと思います。
明日以降は、10年後について少し予測を立ててみます。