『上海の幼稚園』

昨日は、幼稚園の見学に。

調査した日系幼稚園の中で一番安かった、
さくら幼稚園というところを見学しました。

相当前になりますが、電話での対応も良かったのと、
通うのにもそこまでの問題が無いと判断した為候補としました。

東進幼稚舎というのも近くにあるので、そこも検討しましたが、
出来ればリーズナブルな方が良いと思いましたので。
まぁ、内容が悪くなければという前提条件なのですが。

で、見た結果は、そんなに悪くないですね。
保育中に色々な説明を聞いたのですが、、、
すぐそこで、3歳児のクラスが朝のごあいさつのお歌。
子供ってすごい元気!!

適正を見ようと、3歳と5歳の娘も連れて行ったのですが、
問題ない感じで、今すぐにでも入りたい!!みたいな感じでした。
まだ、手続きに1週間ぐらいかかりそうなので、無理ですが。

帰ろうとしたら、じっと待ってれば遊べるもんだと思ってた3歳の子が、、、
大泣き大泣き、床へ寝転び足をバタバタ、
全身を使って遊びたい欲求を獲得しようとしてましたね(笑)
お姉ちゃんの方はやっぱずいぶんと大人になった感じです。

という事で、決定です。
東進より約15000円/月/人安い感じですので、
二人で月30000円助かります。
30000円といったら約2500元ですからこっちでは大きいです。
まぁ、私が飲みに行くと2回でなくなってしまいますが(汗)


さて、本日のお題は、『上海の幼稚園』です。

日記の内容を引き続き。

現在、上海の日本人学校はマンモス化しています。
生徒数が毎年のように増加しています。
ホームページを見ると、その様子が分かると思います。
<参考>http://www.srx.net.cn/

という事は、幼稚園の生徒もどんどん増えていきますね。
これは、容易に予測できるかと思います。
当然、生徒が増えれば、幼稚園も増えます。
オイスカ幼稚園や東進幼稚舎などは沢山の分校があるぐらいです。

そして、中国での物価等の高騰を背景に、学費も上昇の一途。
インターナショナルに比べれば多少は安く設定されていますが、
それでも、日本国内の幼稚園に比べれば高い感じです。

因みに、アバウトですが、80000円/月の予算で何とかなります。
(現状の円高レートでの計算ですが、、、)

そして、当たり前ですが、子供一人に対する先生の数比率も減少。
という事は、細かなケアが行き届かなくなりがち。

また、現地の日本語の堪能な保母さんが対応する事も。
当然、人件費の関係での対応です。
日本人を雇えば、高いですからね。

それでも、結構しっかりとしているとは思います。
恐らく上海での幼稚園事業はうまくやると儲かると思います。
問題は、人件費と教室の家賃でしょう。
ここをクリアできれば、相当うまいこと出来そうな感じがします。

で、今回行ったさくら幼稚園は、うまい事やっている感じ。
小龍魚幼児園(幼稚園)の一室を間借りしていて、
2歳児クラス、3歳児クラス、4歳5歳合同クラスが、
チョットした仕切りで分けてあるだけ。
教室の面積は、、、300平米無いんではなかろうかと思います。

因みに、小龍魚幼児園(幼稚園)は上海の実験幼稚園との位置付けで、
チョット上位の幼稚園にあたり、英語も勉強する幼稚園です。

そこの一室に日本国籍の33名の園児がいるわけです。
先生は日本人3名と日本語の出来る中国人2名。

また、この幼稚園の良い所は、国際結婚の日本国籍の子供が多い。
ウチと同じ境遇の子供達が沢山いるわけです。
日本語がおぼつかない子供でも何とかなりますし、
日本語を覚えるにはプレッシャー無く良い環境です。

しかも、保護者同士も国際結婚という共通項を持つことで親しくなり、
子供が日本人学校に上がった後も良い関係を気付く事も可能。

ウチにとってはメリットが多く、しかもリーズナブルでありがたい。

話を戻して、上海の幼稚園はまだまだおいしい市場かも知れません。
恐らく中国の発展はライフサイクル上2020年までは続くでしょう。
一党独裁の政権がどうなろうとも、経済は止められないと思いますので。
すると、今からの参入もまだ面白いかと。
但し、あと数年ですね。
こっからは、競争が始まり売り手市場ではなくなっていくはずです。
若しくは、コスト的に立ち行かなくなってくる可能性もありますね。

という事で、上海の幼稚園事情についてすこし紹介しました。


編集後記です。

年金需給の年齢が68歳〜70歳へという話が、、、
定年65歳の義務の話もままなっていないというのに。。。
年金基金は破綻しているのですが、リセットしてくれないんですね。
リセットしてくれたら、これから払う分は少しは、自分のためになりそう。
まぁ、リセットしても結局は自分達がかぶるだけなのでしょうが。

もう、もらえる事は無いと思ったほうが賢明ですね。
今の老人達を支え、自分の老後の資金も確保する、
そして給与は順調に下がっていく。
大変な時代ですね。