『人は変えられないのだけど、、、』

昨日は、国慶節前仕事の最終日、
何とか、客先ラインをつなげそうです。

そして、夕方は部門のメンバーと懇親会。

こういう時ぐらいしか仕事を離れたコミュニュケーションが出来ないですし、
そういう場にさそってもらえるのは、ホントありがたいことです。
日頃の労いに、ご馳走しました。
こんなことぐらいしかできないですしね。
現地での中華料理は、そこまで高くないのがありがたい。

2次会はカラオケボックスへ流れたようです。
しかも、他の部門もそれぞれ懇親会をしていたようで、
合流すると言うことでした。
日本に帰国するので、おいとまさせてもらいました。
一人なので大した荷物では無いですが、、、一応準備があるので。

で、今日からは日本へ一時帰国。
久し振りの家族ご対面です。
と言っても12日のうちほとんどをスカイプビデオ通話していたので、
言うほど久し振り感は無いのですが(笑)


さて、本日は、『人は変えられないのだけど、、、』というお話です。

昨日は、国慶節前の最終日だったのですが、
中国拠点3箇所の副総経理を兼任している
中国人メンバーと話をする機会がありました。

結構長くて3時間ぐらい話をしてました。
話の焦点は、3月より赴任している総経理についてでした。

総経理を含め日本語の堪能な中国人スタッフが結構いるのですが、
みんな新しい総経理とコミュニケーションが取れないという相談を受けている。
しかも、信頼されていないのでは?という不安、不満もあり、
辞めたいと考えてしまう事もしばしばであるという話でした。
これは、彼らだけではなく、副総経理自身もコミュニケーションが取りづらい。
こんな経験は、初めてであるという風に、半分相談交じりで
今後どうして行けば良いのやら?という話を延々と。

彼が言うには、
 非常に危険な状況である。
 このままでは、ウチの会社が崩壊する可能性が非常に高い。
 それだけは避けねばならないので、何とかしたい!
 それには、何とか総経理に何らかの影響を与えて変わってもらわねば。
と言うのです。

確かに同感ではあったのですが、、、
さてさて、人を変える事は出来るのであろうか???
と言う事を深く考えさせられてしまったのです。

自分が変わるのは考え方一つであるし、
結構簡単なものとも言い切れるのだけど、、、
人を変えるのは、、、一筋縄で行くわけないですよね。

そんな事を思いながらなのですが、
 『何らかの影響を与える』
という一言が心にずっと残っていたわけです。

確かに、何かをしなければ変わる可能性は少ないですね。
単に変わってくれるのを待つようなものですから。

と言う事は、何らかのアクションが必要ですね。

はてさて、、、どんなアクションが良いのでしょう???
悩みどころです。

悪いところを指摘したってあまり効果は無いでしょう。
間に入って潤滑油的な役回りをやるのも、、、
自分の成長には良いけど、あまり意味が無い気が。
褒めて、おだてて、うまい事転がす???って無理よね。
ベキ論を徹底的に戦わせれば、うまい事糸口が見つかるかしら?

と、まあ、色々考えちゃったのですが、
やっぱり出てくる答えは、、、
 『人は変えられないよね』
という一言へ。
そんなわけで今日のお題なのです。

日本本社の考えでは、日本での能力を非常に高く評価されて、
海外赴任はある種、エースを切ってきた!
そんな感じの人事だったのではなかったのでは?
そう思います。

ただ、その意図する所とは裏腹にご本人がどう受け止めているかは、
???ですが。
もしかしたら不服だったのかも???
だから、今の状況が起きてしまっている???

そういう風に考えていたら、、、どうもうまく辻褄が合う感じが。
だって、中国赴任の先輩ではあるのですが、元部下が現在の上司。
二人の会話を聞いていると、、、どうもプライドが許さないような観も。
(普段は、非常に仲の良いお二人なのですが。確か同期?)

と言う事は、、、
本社の人事の大失策???
まぁ、私に対してもやらかしているので、十分有り得ますね。

やっぱり人事って難しい!
そんでもって、すごく大事!!
人を変えてしまう、そんなパワーを持っているのだもの。

そんな想像していたら、人は変えられないものでも無さそうだと、
そういう風に思えてくるから不思議なものです。

今度、ディベートで、
 『人は変えられる vs 人は変えられない』
というのをやってみたいと思いました。