『違和感を覚えた事』

ここんとこ、どうも、真ん中のチビと下のチビが鼻を垂らしてます。
クシャミも相当繰り返すような状況で、花粉症???みたいな。
クシャミをするたびに鼻の下に二本の瀧が(笑)

そしたら、親父も喉がおかしいと言うではありませんか。
コイツは間違いなく風邪かなんかにかかってしまったのであろうと。
数日後、カミさんとチビ達をおいて、自分だけ上海に戻ってしまうので、
何かあっては大変と思い、大事を取って病院へ。

この間、あまりにも三下な病院へ行ってしまったので、
今回はしっかりと選ぶ事に。
喉と鼻ですから、耳鼻咽喉科が丁度いいと思い耳鼻科をチェック。

近くに小中学校で結構交流した知人のお兄さんが開業した、
耳鼻咽喉科があり、かなり評判が良いという事でそこへ。

治療頂きましたが、噂に違わず、しっかりとした対応でした。
結構子供の患者も多いのですが、それもそのはず。
まずスピーディーで手際が良い。
そして、すごくスムーズに次から次へと処置をしていくので、
子供達が怖がるような暇を与えずに治療が終了と言う感じ。

と言いながら、下のチビは泣いちゃいましたが、、、
1歳チョイじゃ仕方ないですわね。
3歳のチビは全然問題なく治療終了。

治療が早いだけでなく、しっかりとした分かり易い説明で安心出来ました。
この分かり易い説明と言うのがミソですよね。
少しでも何言ってるか分からない事があると不安になってしまいますもの。
患者さん、患者の親御さんの心境としては些細な事で不安になるものですし。

それにしても、下のチビの耳の中からは、すごい量の耳垢が。。。
これじゃぁ良く聞こえないんじゃない?ってぐらい出てくる出てくる(汗)
(因みに真ん中のチビは片方から大きいのがひとかけら。)
傍から見ていて、かなりビックリしちゃいましたね。
同時に、オイラの耳の中どうなってんのかしらん?
チョット見てもらいたいかなって思っちゃいました。
スッゲー耳垢がゴソゴソ出てきたりして(笑)

今度、日本で風邪っぽかったら行っちゃおうかな〜(笑)
って言うか、耳垢だけとってくれるかな???
もしかしたらOKかもしれませんね。
でも、チョット言いづらいですよね。。。


さて、本日のお題は、『違和感を覚えた事』という話です。

日記で病院へ行ったと言う話をしましたが、
日本は、子供の医療費がタダになるようですね。
私の場合は、住民票を有していないので、享受出来ないですが。

それと、医療費の負担割合が20%となってましたね。
確か健康保険の個人負担30%でしたよね。
これって、子供手当てとかと同列のお手当てなんですかね?
まぁ、そんな事はどうだって良い訳ですが。

で、住民票のある地元だと登録してあるので、まるまるキャッシュレス、
地元以外は自分の地元にの役所に行くとお金が返って来ると、
治療費と薬代の支払いの際に説明してもらいました。
まぁ、日本に住民票無いんで、どの道負担しなければならないので、
私にとっては全く関係の無い話なのですが。。。

と、この説明を聞いてて、何か違和感を覚えてしまったのです。
違和感と言うよりもむしろ憤り。
で、それが何でなのかがその場ではどうしても分からなくて、、、
だって、負担割合は減ってるは、医療費負担しないわでラッキーなはず。
だから、何故この違和感を覚えたのかが良く分からなかったのです。

日本に住んでると費用負担無しで、海外で頑張ってる人は負担すんのかよ!
俺だって、日本人だぞ!!怒っちゃうぞ!!!
って、そんな気持ちはさらさらなく。
(実は、海外旅行保険で一時帰国時の医療費はカバーされてるのです)
何れにせよ、何故に腹立たしかったのかが、、、わからんかったのです。

釈然としないまま、病院からの帰りに、運転しながらダラダラと考えてたら、、、
ふと気付いたんですね。
何で腹が立ったのかが。
何となく分かったのです。

それは、医療費を完全キャッシュレスにしてしまうと、
 何でもないのに病院にかかる人が増えるのでは?
 そうすると、医療費が増える事になるのでは?
 はたまた、病院と製薬会社がお客さん一杯でウハウハみたいな。

結局それが、、、
 毎月の健康保険費に跳ね返ったり、
 国が補助金出しているなら、我々の血税が使われたり、
 勿論企業も健康保険の負担が増えてしまったりするのでは?
そう思うと何か腹立たしかったのです。

しかも、
 国民の皆様の為ですよ!
 医療費個人負担を減らしますから、子作りしましょう!!
こんな風に騙されているような。。。

どっかの諺にありますよね、
 『捕ってきた魚を与えるのではなく、魚の捕り方を教える』
北欧の諺でノルウェーか何かの言葉だったかしら?

どうも、魚を与えられて、骨抜きにされているようなそんな気もしたのです。

魚の捕り方としては、
 病気に対する知識だとか、
 医薬品に対する知識だとか、
 病気予防のレクチャーだとか、
そういう事をしっかりとサポートするのが、
そういう費用を使っていくのが生き金の使い方のような、
そう思ってしまったわけです。

若しくは、各病院には怖い婦長さんみたいのがいて、
 『こんな鼻垂らしたぐらいで病院に来ないこと!』
 『あんたを看てて重病人が間に合わずに一人死んだらどうすんの!!』
 『こういうような状況だったら、××の可能性があるから、
  そういう時はすぐに連れてきなさい!』
ってな感じの、タダだからってケジメのある利用の仕方を促したり、
そんな厳しいようであったかい社会だと医療費タダも良いなぁ〜と。
そんな風にも思ったわけです。

何れにせよですが、この医療システム、何か変だなって思いました。
医療費が払えないからって子供が欲しくないって事は殆ど無いかと思うし、
子供の出生率を上げたいのならば違うのでは無いかなぁと。
まぁ、私の勝手な考えですので、賛否はあるとは思いますが。。。

という事で、違和感を覚えたのに理由が分からず、
やっと分かったのでスッキリしましたというお話でした。
え?違うって??