『生産管理システム vol.1』

とうとう、電話とインターネットがつながりました。
引越しが先月の27日ですので、10日間を要しました。
まぁ、ちゃんとついたので良かったです。
これで、4Mのネット環境を堪能できます。
とは言ったものの、あんま早くない気がします。
もしかしたら、4Mはまだ設定完了してないのかしら?

何れにせよ、ネット環境OKとなりました。
こうなってくると、タブレット式の端末が欲しくなります。
Ipad2今回買ってこようかしら???

昨日は、メンバーを連れてセミナーへ参加しました。
まあまあのセミナーだったかと思います。
メンバーも考えるトコがあったようで、良かったです。
これが、日常業務の改善につながれば文句なし!

夕方5時で展示会が終了、
家が近いのでそのまま直帰しました、、、
が、タクシーが捕まらない。
とぼとぼ思いバッグを抱え歩くこと45分。。。
家に着いちゃいました。
家に着く頃に空車のタクシーが見つかるようになるとは。。。
バスを調べておけば良かったです。
まぁ、到着時刻は大して変わらなかったかもしれませんが。

いやいや、ラッシュアワーの上海の交通事情、
甘く見てはいけませんでしたね!
随分市内を離れてしまったので、盲点でした。
良い運動になったという事で、、、ってかメチャクチャ疲れました。

そうそう、朝早起きしての読書、『朝読?』ってやつですが、
自分には向かない事が判明しました。
10分も読まないうちに睡魔が、、、
って言うか、寝てました。。。
折角早起きしても、意味が無い!!
良いトコメール整理とブログ書きですね。
運動とか散歩をメインにした方が良さそうです。


さて、本日のお題は『生産管理システム vol.1』についてです。

昨日は生産管理システム販売会社のセミナーを聞いてきたのですが、
共感できる部分もあり、まあまあでした。
システム導入に対する、基本的な考え方がマッチしてました。
もともと、安直にシステム等を導入するのは愚の骨頂と思っていましたが、
まさに、その点について説明しており、
また、そこをしっかりサポートするというサポート体制にも頷けました。

という事で、自分の生産管理システムに対する考えは、
特に大きな間違いは無いということが分かったので、
ここいらでチョイとまとめてみたいと思います。

生産管理システムを導入して使いこなせれば、
これは素晴らしい事であると思います。
欲しい情報がすぐに取り出せるし、改善の手助けにもなる。
しかも省力化でき、正確性も上がっていく。
見える化にもつながっていきますね。
ですから、生産管理システムの導入には賛成派です。
但し、これは、使いこなせた場合の話です。

使いこなせなければ、宝の持ち腐れ。
はたまた、業務障害にまで発展してしまう可能性もあります。

という事で、まずは、生産管理システムを導入する注意点をまとめてみます。
ウチが導入した失敗例に基づき起こった問題を簡単にまとめます。

エクセルベースでマクロを組んだ自前のシステムがあります。
システム作成に1年間を有するというシロモノでしたが、、、
うまい事使えるものにはなりませんでした。

作成中に色々と提案をしてはみたものの、、、
分かっていない人には理解できなかったようです。
まぁ、もともと財務の月次データを最短で出す為の取り組みですので、
聞き入れる耳を持っていなかったのかもしれませんが。

結局、出来上がった物は、生産計画等を立てるのには向かず、
注文管理もまともに出来ず、
製品個別のデータ管理もままならないという、
何とも使いづらいシステムとなってしまいました。

そうすると、担当各自が自分が使いやすいデータを別のデータシートへ、
簡単なエクセルを使った管理シートを各々が作ってしまう事になりました。

結果、ダブル入力が極端に増え、データの整合性も悪い事に。
省力化どころの騒ぎではなかったわけです。

しかも、月次データは速いは速いのですが、、、不正確。。。
だから、正確なものを出すとなると、結局前と変わらないぐらいの時間が。
要は、棚卸しをして、帳簿の数値と合わせ、不正確な部分を是正、
これって、アナログ管理でシステムを入れている意味がほとんど無いのです。

そりゃあそうですわね、各担当が自分用の管理データと
システムの両方に入力してるのですから。
自分で管理している方を優先してしまうし、
そっちの方が日常業務で使いやすいからそういう事が起こるわけです。

当たり前な話、使って得する物しか人は使わないのです。
だから、使いにくいシステムに入れるデータに抜けが出たり、
確認をせず、データを入れっぱなしにしてしてしまうわけですね。
だって、システムからのデータを使って業務に生かす物が無いのだ物。
だから、入力ミスや抜け等には関心を持ちようが無く、確認をしないのです。

大体、失敗導入の例は上記のような事が起こると思います。
他にも、折角良かれと思って作った管理表がかえって混乱を招く物もありました。
何れにせよ、ヒドイ状況になってしまったのですね。

そんな状況のところに、生産管理の大将として管理をする事になったのです。
イヤイヤ、大変でしたよ実際。
だって、何一つ正確なデータが引き出せないのだもの。
しかも、各自が何のために日常業務をやっているかが、、、分からん状態。。。
極端な話、『なぜこの業務をやっているの?』と聞いたら、
『わかりません』と返って来るのが当たり前というレベルです。

長くなりましたので、明日に続けたいと思います。
明日は、この状況をどのように解決していったか?について書いてみます。