『躾』

昨日より引越しの準備が始まってました。
カミさんが片付けています(汗)

まずは会社から使用済み段ボールを10個ほど拝借。
(ちゃんと許可は取ってますよ。)

さぁ、一応明日が引き渡し日です。
でも、引越しは来週にしようと思ってます。
ちょっとした物は運び入れようと思いますが。

日曜日はオイラもちゃんと荷造り手伝います!
最低でも自分の分は頑張ります。


さて、本日のお題は『躾』という内容です。

昨日、会社に人事制度や管理者教育、5S改善などを行う
コンサルタントの方が来られました。

自分も相当勉強してきている内容なので、
どんな事を話すのか非常に興味がありました。

で、結果は、、、ふぅ〜って感じでした。
まぁ、知識的な部分やノウハウは持たれているのでしょう。
また、教育用の教材も充実している感じがします。
が、やはり、人間性的な部分で、、、嫌な感じでした。

でも、一部共感できる内容があったので、
今日はそれについて書いてみたいと思います。

中国の会社では規則だとか罰則制度等がたくさんあります。
理由は、我々の考えている当たり前が当たり前でないと言う現実があり、
会社の規律を守ってもらう為にそういった制度が沢山出てきてしまうから。

でも、その場しのぎの策的な要素を多分に含んだ規則だったりするので、
将来的にみた時に、決して良い事では無いものもあるわけです。

そこで、話に出てきたのは『躾』という言葉。
なぜこうしなければならないか?をしっかり伝える事が先決で、
更に、理解してもらわないと全く意味がなくなってしまう。
トップが幹部へ、幹部が管理職社員へ、管理職社員から末端まで、
こういった形でしっかりと何度も理解してもらうように指導する事が大事。
こういう風なお話でした。

全くもってその通りだと思います。
ただ、その実、なかなかそういう所に時間をかけ、労力をかけ、
推進するのは非常に大きなパワーが要るという事。
それを重々承知しているので、さらりと話されましたが、
非常に共感できる内容でした。

結局、一線で働いている者が出来ていない事というのは、
その上、また、そのまた上、結局はトップの責任である!
そう言う話でしたので、共感出来たのだと思います。

実は、接客中様々な話をしていて、
もしも、全く利益の上がっていない会社だったらうまくいくの?
という疑問を何度かぶつけようかとも思っていたのですが、
トップが重要であると言う部分に少しですが言及していたので、
まぁ、わざわざ論議を交わす必要も無かろうという事でやめました。

この『躾』ですが、実際何をすればいいの?って悩むことがあると思います。
自身の経験ですが、まずは『挨拶』だと思っています。
この絶対に出来る、人間業で出来る事をしっかりと行える、これが重要かと。
良く言いますが、明日から飛べるようになってくれなどとは言っていないので。

この挨拶が出来るようになって、初めて次のステップに進めるものですし、
これが出来てくると、会社事態の雰囲気がガラッと変わり活力が出ます。
同時進行で服装をしっかりと整然とさせていく事で、ほぼ躾は完了です。
『躾』とは、こんなもんなんでは無いかなぁ?と思っています。
力を入れただけあって、ウチの挨拶は結構良いレベルに来ていると思います。

で、このコンサルさんですが、工場の中も視察されました。
重箱の隅を突っつくような事も何度か有り、少し呆れましたが、
一番呆れたのは、、、挨拶をされても返さない事。

ウチの従業員は結構挨拶しているんですよね。
しかも習慣化されているもんだからすれ違いざまには、ほぼ必ず。
ニコニコしながらですよ。

まったく、どっちの躾ができていないんだか?って感じでした。
やっぱ、挨拶の一つも返せないコンサルさんは、ダメよね。
だって、それを教える人が出来ないんだから、教わる方が出来るようになる?
そういう事ですよね。

成功実績の話が色々ありましたが、
たまたまその会社のトップが良かっただけ?
きっとそんなんじゃないのかな?

という事で、今日は、『躾』について考えると共に、
反面教師で真似しないようにしようと思いました。