『人事制度の展開 Part.3』

今日は朝から、サンドイッチと肉まん。
少しだけ良い物にしようとサンドイッチへ手を伸ばしました。
が、ファミリーマートのサンドイッチ大した事無いです。
肉まんの方がよっぽどうまかった。。。
という事で、豊かな朝食へは、まだまだ長い道のりです。

昼は、、、
会社の食堂のご飯が、、、
チョット厳しい系だったので、、、
カップメン。。。
康師傅(カンシフ)の紅焼牛肉面です。
結構いけますよ!

いやいや、昼飯は、、、日本に比べると落ちますよね。


さて、本日は『人事制度の展開 Part.3』です。

昨日、一昨日に引き続き人事制度の展開についてです。

昨日は、業務棚卸しをして、業務フローを作りましょうという内容でした。
ここまで出来ますと、あとは結構スムーズです。
だって、フローまで出来ているんだから基本がまとまったようなものです。

さて、次に行う事は各部門の職責決定です。
部長、課長、係長、班長、班員というように落としましょう。
良く職務分掌等とも言われるものですね。

そして、ここからが少し複雑になりますが、
すべての職務にランク付けを行ってください。

ランク付けとは、営業部長と製造部長のレベルは同等でいいのか?
という風に、各職務毎に要求レベルを可視化させたものです。
営業部門の課長が製造部門の部長より上のランクに来てしまう事もありますし、
組織とは本来、そのように『区別』されていないとならないものであるとも思えま
す。

このランク付けですが、トップの想い、色がより明確に出てくるところです。

ランク付けが終わったら、その各ランクにおける給与を決めます。
この給与にはある程度の幅を持たせます。
C1ランク(の営業部長)は、基本10000元、幅±1000元のような形です。

毎年毎年評価を行い徐々に給与は上がりますが、上限まで来てしまったら、
昇格するより他給与アップは出来ないというようなものと考えて下さい。

こういったものが無い会社は大体給与不均衡で悩む会社です。
そして、人事等のコンサルタントに多額のお金を払い、
尚且つトータル人件費を5〜10%上げて、
こういった給与制度を策定、導入します。

これこそ大きなコストアップなのですが、、、
最初に時間を取って決めていないので起こってきてしまう問題です。

しかも、想いの入っていない組織には活力はなかなか生まれず、
ある種無機質な組織となってしまう事もありますので、注意が必要です。
もしもやるんだったらトップが中心となってコンサルタントと向き合うぐらいでない

うまく行く物も全くうまく行かない物となります。
結局、生かすも殺すもトップ次第ですね。

また、基本の金額は毎年業界賃金等のコストテーブル、
物価上昇をを見ながら調整していく必要があります。
課長や部長であれば、基本はいじらずボーナス部分を大きくする形などで
モチベーションアップを促す事も一つの戦略です。
様々な小技を使っていきましょう。
この辺を人事総務部門のトップが助言できると、
最高に良い組織化していけるかと思います。

という事で、職責及び給与体系についてを今日はまとめました。
ここまでで器が出来上がった形です。
しかもかなりトップの想いが詰まった。
あとはこれを運用していくだけです。
明日は、運用面について考えてみたいと思います。