『人事制度の展開 Part.2』

今日は、朝からガッツリ朝ごはんを食べました。
たまたまカミさんも早起きしてくれて、
朝食を作ってもらえるという贅沢!!
チビが生まれて以来、、、相当振りの朝ごはんでした。

いやぁ〜、こういうのってヤッパ良いっスネ!

良く良く考えてみたら、、、
朝飯抜いたり、肉まんかじったり。。。
大して朝食を満足に食べていなかった気が。

そんでもって、会社の昼飯です。
うまくないので、基本的に少ししか食べられません。
すると、夕方頃には腹が減り、でも残業。
たまにカップメン食べたりしてます。

こう考えると一生の内の食事をする回数の三分の二は、
生きる為に口に入れているって感じですね。

だから、夕ご飯を晩酌しながら相当ガッツリ食べてしまう。
きっとそうなのでしょう!
あんまり良い事では無いですね。。。

少し朝ごはんと昼ごはん見直しをかけてみましょう。
弁当を作って持っていくのも一つですよね。
問題は作る時間ですね。

でも、食事って結構楽しむ物でもあると思うので、
おいしい物を食べてナンボって気がします。
あと三分の二の内少しは楽しい食事にするのも結構重要ですよね。

餓えに苦しむ人が世の中にいる中、贅沢な話ですが、、、
楽しまないより楽しむ方が断然良い!
ってことで、まずは朝ごはんから始めてみましょう!


さて、本日は昨日に引き続き、『人事制度の展開 Part.2』です。

本日は、少し具体的な話となります。
昨日は、まずは部門を適当に決めましょうと言う話でした。

次にやることは、各部門の職責を決定します。

ISO9000などでも職責の決定が義務付けられていますが、
本来は、ISOをやるから職責を決定するのではなく、
企業として当たり前の事であると理解して下さい。

とは言っても、職責をどう決めるわけ?という風になってしまうと思います。
そこで、職責決定までのステップを一段ずつ上がるように進めていきましょう。

まずは、それぞれの部門の業務棚卸しを実施して下さい。
これが実は一番重要だったりします。
業務棚卸しとは、どんな業務があるのかを箇条書きで書き出すだけです。
たったそれだけの事ですが、非常に頭の中が整理出来ます。

さぁ、問題は、だれが業務棚卸しをするかです。
ここでは立上企業という事で、現地法人社長の総経理にやってもらいます。

但し、すべてをエキスパートの如く知っている人財(人材)はいるでしょうか?
そうです、そんな人物がいたらその組織は幸運に当たったといえるでしょう。
一般的には、大体は分かるけど、深くは分からないという形かと思います。

そこで、一番オーソドックスなのは、その部門のマネージャー経験者に
自分の書いた棚卸し内容を見せ、
○○部門の仕事は、こういう事をやる事で間違いなかろうか?
ヒアリングを行う事です。
それと同時に注釈や追記を行ってもらったりします。

ここで絶対にやってはならないのは、丸投げです。
あくまでも自分で考えてください。
自分で考える事で、その組織に対し責任が自ずと生まれますし、
組織に自分の色が付くようになって行きます。

これは後々、会社を運営するに当たり大きな効果を発揮しますので、
是非とも時間をかけて取り組んで欲しいところです。
一部門丸一日掛けても長すぎるという事は絶対にありません。
逆に、掛けた時間が想いの深さと比例し以後に大きな成果を生むと言えます。

さて、この業務棚卸しが終わると、以下の事が自然と整っていきます。
各部門の細かな部長以下の組織が設定できるようになります。
最初から課や係はいくつ必要だだとか適当に考えるのではなく、
棚卸しを行った上で決めていく事が、確実で一番の早道となると言えます。
ここで、必要な人員数や人材が見えてくるのも非常に良い点であると思います。

そして、この全部門の棚卸し内容を品質保証展開表のようなものに落とし込み、
各部門の職責及びつながりフローを明確にした物を作成します。
これにより、抜けを見つけることができます。
※総務部門、財務部門は入れづらい事もありますが、深く考えず、
大まかな全社業務の流れを一つの表にするような考えで作成します。

これは、TS16949で言うところのCOP、SP、MPの設定とリンクしていきます。
やはり、ISO9000やTS16949というのは、基本原理原則に基づき
設定されている事がこういう時に良く分かります。
(ユナイテッド金騙すも流石です)
逆にいうと、原理原則が分かってさえいれば、
特にISO9000等は必要とならないわけです。

さて、このように職責や業務フロー的なものまで出来上がってくると、
一番のメリットを享受したのはトップ自身であったと認識できると思います。
(実際、私自身がTS16949の導入時に様々行いましたが、一番得しました。)

さあ、ここまで来ると後は結構簡単です。

長くなりましたので、明日につなげます。
明日は、実運営についてとその管理について考えていきます。