『人員戦略の勘違い vol.1』

昨日は、チケットを発券しに市内へ。
『西郊百連』の春秋航空の窓口へ。

初めて西郊百連に行きましたが、でかいショッピングモールです。
その周りも結構お店があり栄えてますね。

地図でみると、住宅街の中にあるので立地環境は良好。
でも、車で押し寄せる人たちが非常に多い感じです。
別荘区や高級マンションも近くにあるので、客層もまずまず。
うまいところに作った感じですね。
って、今更知るってのもかなり遅いかも知れません。
上海駐在まる8年のくせして。

で、春秋のチケット、もう二度と買いたくないです。
やっぱ、窓口は三下だわ。
発券に一時間もかかってはね。
しかも、様々な内容を書かせる書かせる。
アホらし。

インターネットで済ませる事を推奨します。
何か、支払い方法が面倒なのですが。。。
良く分からないのです。
次回はネット決済できるようになってからですね。

結構胸糞悪かったので、メシぐらいは美味いもん食おう!
って事で、色々考えた結果、焼肉!!
スタミナ苑に行ってきました。
土用の丑の日だったので、うなぎも考えましたが。。。
スタミナつけるのはどっちだって一緒よね。

しかも知ってました?
うなぎって冬眠するので、その直前秋から初冬が旬でうまいの。
この夏場は基本的には季節じゃないので、美味くないはず。
初鰹と一緒ですね。
まぁ、今は養殖等で一年通じてそう変わらないとは思いますが、
天然物を土用の丑の日に食べるのは愚という事ですね。

多分、うなぎ消費促進に上手い事やられたんでは無いでしょうか?
土用の丑の日にうなぎを食すっていうのは。どうなんでしょ?


さて、本日は、『人員戦略の勘違い vol.1』という内容です。

今ウチの会社なんですが、、、
かなり緊迫した人員不足に陥ってます。
理由は、、、新人取らないから。。。
従業員が辞めてしまっても。。。

募集を禁止しよるのです。
私は、こういう対応には百害あっても一利なしと思います。
その理由を今日は書いてみたいと思います。

上記、募集禁止は
 『利益確保の為』
という旗印の下社長命令です。

でも、本質を見失ってはいけないわけです。
まず、現状の仕事量に対し、残業をフルでやったとして間に合うか?
それが間に合わなければ、人を増やすしかないのです。
効率改善をしろったって、そう簡単にはいかないのです。
今日言って明日できれば、そんなコンサルも閑古鳥で廃業です。

利益確保の人員削減、、、削減するは間接人員です。
実際に物を生み出している部門をいじめては本末転倒、
逆に、利益を失っていってしまいます。

だって、間に合わないからスムーズに行かず無駄と無理のオンパレード。
改善の原理原則を逸脱しているので、言わずと知れた事なのです。

一般的会社の固定費の内、直接人件費の比率はどの程度でしょう?
実際に製品を生み出す業務に就いている者の費用比率は?
こう考えてみる事が肝要です。

例えば、200人居て比率30%だとすれば、
あと人員を10%の20人増やせば利益が売上の10%は上がるとしたら?
コストは3%アップするだけです。
単純計算ですよ、ホント。

でもって、付加価値比率
 (売上−出金)/売上
がいくらあるのか?
ここを見なければなりません。

これが60%あるよ!ってなら優秀です。
人を入れて生産すればするほど儲かります。
まるっきりアウトソーシングするという事もありますが、、、
結局管理費分コストは上がってしまう訳で、
自身の設備がパンクするまでは検討不要です。

間接業務のアウトソーシング戦略は有だと思います。
例えば、
 財務機能全て丸投げ
 人事機能全部丸投げ
有ですよ。
やり方次第!

どうも、受注が途切れたらどうしよう?って怖がっているようですが、
そこは、残業目一杯対応で残業にクッションになってもらえば良いのです。
 仕事が減ったら⇒残業が減る
 残業が減ったら⇒給料が減る
 給料が減ったら⇒辞める人が出る
 辞める人が出れば⇒人員数は減る
何も怖がる事は全く無いのです。
しかも、3ヶ月以上続くメンバーは、、、何%でしょうか?
このカラクリを念頭に置いて人員を採用したら宜しいのです。

だからといって、無尽蔵に人を入れれば良いってわけじゃぁありません。
目安は、工場でMAXで必要な人員の30〜40%減の人員までで抑える。
あとは、残業で何とか持ちこたえる。
稼働状況が70%であれば、丁度トントン、少し残業あるぐらい。
残業が少ないので辞めちゃう人も出てきちゃいます。
その後の受注予測で減り気味だったとしても、
離職者は勝手に出ちゃうので、
結局は人が余る状況に陥る事は無いわけです。

これが、受注がいきなりMAXの20%まで落ちたとか言うのは、
これは、経営責任。
上位者片っ端から首ですよ。
リストラが先じゃないのです。
安定経営できていないツケを現場に払わせるのはおかしいのです。本来。

自分の会社の数字がしっかりと見えていれば、このぐらいは分かるのです。
これと効率改善をごちゃ混ぜにして考えているからおかしくなる。

将来に対し、効率化等でコストを下げるのはある種プロジェクトです。
一つの部門に押し付けたって意味が無く、人的投資、金的投資等も必要。
要は、稟議決定の権限のあるものが旗を振らずして大改善は成し得ない!
そういうものなのです。

少し長くなりましたので明日につなげます。
明日は、効率改善における人員戦略についての内容です。