『私の営業観 Part.2』

昨日は飲みに行く事もなく、食事で解散!
うちに帰ったらカミさんがビックリしてました。

、、、と言う事は、
 外で食事=午前様
と言う図式が定着中と言う事ですね。

いいことやら、わるいことやら???

さて、昨日は面白い記事がありましたね。
江沢民さん死亡というニュース。
結局、否定されているようですが。

朝、何気なくネットでニュース検索してたら、、、
このニュースがあるではないですか、ビックリ!!
でも、中国はと言うと、、、何事も無いような感じ。
おかしいとは思っていたのですが、、、
会社の子に江沢民さん死んじゃったんだねって言うと、
知らないよ!ウソ!!ほんとー!!!ってな感じ。
誰に聞いても同じような反応で、まさかと思ったのですが、
国内では公表されていなかったわけです。
で、会社の中はこの話で一瞬もちきり!(犯人は私)

でも、これって、相当珍しい事件だなぁと。
自分とこが出すよりも先に漏れたとしたら、それも問題。
噂が知れ渡る速度もすごいわけだし(塩事件みたい)
これで、本当に死んでたとなると、、、結構決まり悪いね。
まさか、脳死状態で、心臓は停止していないから、
実はまだ死んでないのですというのもバツが悪い。

まぁ、その内真相が分かると思いますが。
色々な意味で楽しみですね。

ただ、変な事に発展しない事を祈ります。
平和に暮らしたいわけですよ、みんな。


『私の営業観 Part.2』

さぁ、昨日の続きです。
と言うよりも、ここからが本題。

私が営業として歩んだ軌跡を追い回帰分析してみます。
うまくいった事の抽出となりますが、、、
振り返ると、どうも、うまくいった事ばかりみたいな感じがします。
結構運の良い星の下に生まれてきたのでしょう(笑)

という事で、その行動を取った、その行動に至った、
その思考等もなるべく織り交ぜて見ます。

さぁ、参ります。

2000万円の利益目標が課せられてたという話をしましたが、
これをどう攻略するか?これがまず第一です。

その時の総売り上げが、月平均で3000万円ぐらいでした。
(今は5000万はありますけど、その頃は、、、ハナタレ)

まず一つ目の問題点は、浮き沈みが激しい。
要は、90%の顧客が全て同じ時期に忙しくなって、
全て同じ時期に暇になるという具合で、
忙しい時は忙しいけど、暇な時は何もする事無い。
そんな感じの状態でした。

しかも、一件の顧客が総売り上げの90%という状況。
客がクシャミすればウチは風邪を引く、
客が風邪を引けば、ウチは入院、
客が入院したら、ウチは死んじゃうわけです。

それから、息の短い商品が非常に多く、
長くても1年、普通で半年強というサイクルでした。
だから、年がら年中立上を続けて、
終わって少し暇になった時には人員が遊ぶ。
でも、チョットするとまた新しい次の立上。
で、立上費用は回収できてるの?って感じでした。
(多分、トントンか赤字だったのではないかと)

極めつけは、考えられないほど増産になって、
金型1面では対応できないような状況になる事もしばしば。
それが、複数の顧客で起こるのでキャパオーバー。
ラインを止めないように毎日出荷したり、
チョット生産しては別の部品生産したり、
要は、生産計画がまともに立たないほど先が見えない状況。

大体、この三つの問題があったかと思います。

で、対策は、
 安定受注が出来るもので、
 付加価値も高く、
 数が出て売上も望める、
そんな仕事を取ってくる事でした。
どこが対策だって、ツッコミが入るレベルですね。

まんまと言おうか。。。

普通に考えたら、そんなおいしい仕事あるか!!
こんな感じな状況でした。

で、どうしようもなかったので考えたのは
 現有顧客の仕事を増やそう!
 安定する業界は、自動車とか医療とか建材かな?
 顧客まわりをするリストを集めなければ!
と言うような内容です。

ここまでは、普通に考え付くレベルですね。
誰でもそれを始めるでしょうね。
ここからは、人それぞれの工夫が、実績につながるかと。

これを同時進行で徹底的につぶしていこうとしてました。
だから、リサーチとか見積作りの時間は夜8:00〜
それ以外の時間は、外回り。

でも、外回りをするのに沢山障害もありました。
 金型が故障しただとか
 材料が間に合わないだとか
 不良が出たから交渉してきてとか
 フォーキャストしっかりもらって来いとか
 間に合わない注文もらってくるなとか
 利益上がらないのを受注価格のせいにされたりとか
こんな今思えば嫌がらせに近い内容がドカドカ。
しかも、現地スタッフとかから直接に。
その時社内に日本人は、、、自分を入れると6名。。。
客先回りを入れつつ、現場の問題を遠隔で操作、指示、
他の日本人は何してたんだ?って感じでしょ。
ちゃんと7時には上がって飲みに行ったりしてたみたいです。

こんな状況なのに、そういうもんなんだって思っちゃうオイラ。
相当におバカさんでしたよね。
中国語で言うところの『単純』です。(日本語だと意味が少し、、、)

普通、これはそっちの仕事だからちゃんとやってね!
って言うのが当たり前なのに、一言も言わず頑張ってました。

今思えばそれが自分の成長に対し大きな肥料となり、
今の自分を作る基礎になったのかも知れません。

ですから、
 『何でも自分の事として事にあたる!!』
この考えってすごく重要だと思います。

逆に言うと、その時自分自身がその方向に走った事で、
他のメンバー(現地スタッフ、日本人含め)が、
成長するチャンスを摘み取ってしまったのではないかと。

という事で、ある意味自ら欲して、そうなったのでは無いですが、
ある種、とても幸運な事だったのではないかと思います。

長くなりましたので、明日につなげます。