『中国進出立上の手引き Part.4』

昨日は、暑かったですねぇ。
車の室外温度は38度となっていました。
いやいや、溶けちゃいますね。

って言いながら、門番とのファイトを
炎天下で繰り広げてましたけど。。。

で、今日もなかなかの陽気。
どうも、昨日より暑いんでないかしら?

という事で、工場も非常に過ごしにくい温度です。

で、USBで電源を取る小型扇風機が活躍中です。
昨日、仕入れました(笑)
22元です。

但し、品質が悪いのか、、、騒音が。。。
どうも軸が芯ブレしてるみたい。
長くは生きていけないでしょうね、きっと。
と言うよりも既にパワーが落ち気味で、涼しくない。
モーターが既にへたり気味なのかも。
一週間ぐらいは持って欲しいのですが。。。

安物買いの銭失いというところですね、きっと。


本日は、『中国進出立上の手引き Part.4』です。

ここからは、まとめです。
2回に分けて問題が起きにくい企業に
していく為の対策を紹介します。
まぁ、総経理になる方へのアドバイス的な感じです。

さぁ、参りましょう。

会社ですから、利益を出す為の試算を行います。
これは、設立前にある程度やっておくべきなのですが、
人件費関連が疎かになりがちです。
何人雇う必要があるか?
いくらで雇うのか?
どんな人が欲しいか?

結構、会社に言われたから来たとか
わけの分からない事を言って、
損益試算は自分の仕事ではないと
考えている人もいるようです。

本部もこういう人を選んではいけません。
何れにせよ、損益資産は重要な
総経理現地法人社長)の仕事です。

話を戻し、損益試算をする第一歩として、
まずは組織図を作っていく事をお勧めします。

予め作成しておく事で、何人必要であるか?
という事がある程度ハッキリします。

そして、人事労務関係のコンサルタントとの
接点をしっかりと持っておく必要があります。
例えば、プレシードさんやクイックマイツさん等です。

人事関連のコンサルタントの活用点は以下

従業員給与のコストテーブルの情報の引き出し
 ⇒実際に既に進出している会社に聞くのも良いですね。

労務関連の政府がらみの情報を引き出す
 結構、総務の連中には情報があるのに、
 総経理には情報が無いそういう事があります。
 そういう時に、彼らの情報が役に立ちます。
 月500元ぐらいで相談にも乗ってくれる
 制度があるコンサル会社もあります
 
人員を紹介してもらう
 日本語が堪能で、しっかりした人を
 一人は入れなければなりません。
 秘書的な業務から立上期の細かな登録作業、
 工業区管理委員会等との付き合いなど。
 こういったしっかりとしたメンバーが
 必ず一人は必要になってきます。

他にもありますが、主立っては、こんなところかと思います。

組織図を作ったら、おおよその人件費を割り出し、
利益計算を行います。
利益計算をしてどうも上がりが乏しそうであれば、
進出自体を考え直します。
大体いけそうであれば、次のステップです。

出来れば、工場などを出すお隣さんや
ご近所さんとお付き合いを始めましょう。
初めてなんで色々教えてください!
って言いながら夕食ごちそうしたり、
飲みに誘ったりして、色々な現場でしか
聞けない情報をもらいましょう。

この努力も出来ないような人間は
総経理失格ですので、すぐに交代です。
本当の意味で言って、こういう授業料を
しっかりと払う事が重要です。
会社である程度落としてもらう事も有りだと思います。

それから、日本語が堪能なしっかりしたメンバーを雇います。
出来るだけ、一緒に行動します。
無精でお使いに行かせるような対応をせずに、
何をしてるかしっかり見て勉強しましょう。
ビザの申請ひとつだってそういう風にしていきます。

少し長くなりましたので、明日につなげます。