『中国進出立上の手引き Part.3』

昨日は、造伍の会でした。

自分でまとめた資料を発表しましたが、
発表した結果、得る物は大きいですね。

ただ、まだまだ期待値を大きく超えるレベルでは無いようです?
まぁ、10年近くいるメンバー相手だったのもありますが。
もう少し内容を充実させてみたいと思います。

発表したのは現在連載中の『中国進出立上の手引き』です。

今日は、面白い事が起きました。
中国人の嫌な面を久しぶり見てしまった感じです。
要は、権力等を手にしたら、横暴となるとか、
人の迷惑等は顧みないという内容です。
少し、癒着的な部分も垣間見える出来事でした。

今朝朝ごはんを仕入れようと車で出かけようとしました。
すると、マンションの入り口で足止め。
理由は、7月の駐車場代を払っていないから、
出て行かせないというのです。

はぁ?何をほざいてんの?何様だお前は?ってな感じでしたが、
『早く開けろよ、急いでんだ!!』
と言ったところ、キレ出して、ほざくほざく。
オイラの態度が気に入らなかったようですよ。
自分の態度は棚に上げて。
もう、こっちが言う事等聞く耳持たずと言う感じでした。

話になりそうもないので、『クレームとして報告するぞ!』
と言っても無駄無駄、話にならない。
それどころか3人ぐらい出てきて、、、更にほざくほざく。
これって、まるっきりチンピラみたいでした。

もうあきれたので、丁度門をオイラの車が塞ぐ形だったので、
そのまま置きっ放しにしてやりました。
他の車は出ようがなくなるし、入りようがなくなるのです。
どう?すごい対抗策でしょ?
って言うより、もう仕方ないのでしょう。

向こうは、レッカーで移動するぞ!なんて脅しますが、関係無しです。
だって、ウチ7月分払ってるんだもん。
しかも、マンション敷地内であって、外ではないのだから、
レッカーだって簡単には出来ない筈なのです。(多分ですよ)

チョット他の住民さんにも迷惑がかかりましたが、
向こうが勘違いして、暴言を吐いて、嫌がらせをするんだもの。
奴らにとっては良い薬でしょう。
事が大きくなれば効果も大きくなりますし。
住民は基本的に彼らの顧客なんですけどね。なんだかなぁ。

100歩譲っても向こうの態度とやってる事はおかしいよね。
例えオイラが7月分の払いが遅れてたとしてもですよ。

帰ってから、カミさんに言って、管理部にクレームつけて、
詫び入れに来させろ!責任者共々!!
っていって、クレームを入れてもらいました。

で、この6月に門番が全員一斉に替わったのよね。
それまでの門番は良い人が沢山いたのだけれど、
どうも、今回入ったのはおかしな奴らばかり。
何か、癒着の匂いがしません?
何かの関係で入って来たのではないかと想像出来ます。
だから、態度もデカイわけですね。
そう想像すると何となく理解できる態度なのです。
いつもの態度を含めてですね。

それから他にも面白い事が起きました。
外に出れなくて困っていた車が警察に通報したようです。

そしたら、警察からカミさんの携帯に電話が。
すごいでしょ中国。
車のナンバーで持ち主の携帯電話まで調べられるのです。
普通、家とかの登録電話だと思うのだけど携帯です。すごい。

で、一方的にガーって言われるから、
状況を説明したら、それでも何か俺等が相当悪いみたい。
まだガーっていってるから、
『もしかして門番と癒着でもしてるの?』
ってカミさんが言いました。
なかなかいいパンチでしたよ。
『もう少し状況を冷静に考えて、被害者の味方してよ!』
ってな言葉も付け加えて。
で、カミさんは、警察の電話をブチって切っていました。

やるなぁ〜。

でも、ホントに警察と癒着してたりして?
中国は、何がどこでどう癒着してるか分からんからね。

いやいや、長くなりましたが、
チョット典型的な中国の嫌なところを紹介しました。
ホットなネタだったので。


さて、本日は、『中国進出立上の手引き Part.3』です。
3日目の連載ですが、今回は安定期についてとなります。

昨日の発表であまり反響が無ければやめようと思ってたのですが、
こちらが思ったレベルぐらいは反響があったので、
一応、公開しても大丈夫な価値ぐらいはありそうという事で、
引き続き連載を続けたいと思います。
まぁ、大して読んでる人なんか居ないだろうけど。

さぁ、参りましょうか。

<安定期>
組織が徐々に成長し、中学校を
卒業したぐらいのレベルになる頃です。
順調に行って、設立5〜7年とか、遅くとも
10年ぐらいになるとこの時期に突入です。

一番重要なのはこの時期に負の遺産を残しておかない事です。
発展期にしっかりと処理をしておく、これが大事です。

企業も悲しいかな色々な軋轢があるわけで、
チョットした内容でも、、、大きくクローズアップされてしまいます。

チョットした負の遺産を処理しようものなら、
なぜ負の遺産が出たのか?
どうして処理が遅れた?
利益計画が達成できないじゃないか!・・・etc
発展期ならチョチョイとごまかして処理できたものが、
すごく面倒になる訳ですね。

また、この頃は、かなりの確率で利益目標、
しかもノルマのような必達目標、及び、
上納金のパーセンテージなどが決まってくる時期でもあります。
ですから、この負の遺産で利益計画に
狂いが生じたりした時などは、、、地獄です。
でも、負の遺産は処理するより他どうしようもないわけですから、
早いうちに処理するのが良いに決まっているわけですね。

この時期に突入すると親は絶対に助けてくれないわけです。
それどころか、親を食わせろ!!
ってな感じにスイッチしてしまうのです。
さもなくば撤退するぞ!みたいな感じですね。

こんな時は、勿論ご時勢にもよりますが、、、
人員の淘汰が始まる時期でもあります。
露骨にやらないまでも、辞める人が出ても新人は取らないよ。
そういうような対応が取られます。

そうすると、人が辞めていきやすい製造ラインは
非常に厳しくなるのだけれども、
管理間接部門は全然楽というような、
訳の分からない状況が発生します。
まさに、采配ミスと言わざるを得ない訳ですね。
(断りが遅れましたが、製造業をモデルにしています)

そして、このように間接が多くなっている会社というのは、
大体において、評価制度がしっかりしていない企業に多いです。

理由は、、、言うまでも無く、管理レベルが低いからです。
基本無駄が多いわけですね。

面白い話ですが、200人規模の会社で、
しっかりと評価を行って、
評定の低いメンバーを4〜5人ぐらい抜いたところで、
まったく業務障害にはならいのです。
大体、5%までならまず問題は出ませんね。

ただ、付け焼刃で評価を行って、
減員政策をとったとしても、
最初はいいですが、
結局管理が出来ていないので、
また元に戻ってしまいます。
要は、抜いた人間に代わる新たな評定の低い
メンバーが時期に出てくるのです。

とまあ、3回にわたり簡単に立上からの3段階で
良くあるポイントをまとめてみました。

次回は、問題が起きにくい企業にしていく為の
対策やどうしていくべきかを紹介します。