『5S、見える化と業績の関係』

昨日今日は、5S、見える化の診断でした。

顧客の改善等を専門に指導するチームに来てもらい、
この1年間毎月指導して来て頂いたのですが、

コンセプトは、
 ウチが効率改善でコストダウンして、
 他機種、他顧客の部品でも展開し、
 もっと儲けてもらい、
 最終的には、コストダウンしてもらいたい!
という取り組みです。
 お願いコストダウンには限界がある!
 だから、一緒に取り組んでいこう!!
と言うような趣旨の活動でした。

まぁ、ウチとしては、
客にケツの穴見せて、
ケツの毛まで抜かれかねない
という恐怖もありましたが、、、

指導してくれた方々には親身になってもらい
非常に有意義な活動でした。

そんなんで、ここ数日は資料作り等の準備で大忙し。

でも、正直、一番得したのは自分かも知れません。

で、結果は、、、聞かないで下さい。
惨敗???
及第点かな?

もっと頑張らなければなりません!!


さて、今回は『5S、見える化と業績の関係』という内容です。

今日審査の時に面白い話を聞かせてもらいました。
それは、
 『グループ30拠点ぐらい見てきているのだけれども、
  5S、見える化が出来ている拠点は、業績も非常に良い!
  何らかの相関関係があるようだ』
と言う内容です。

非常に面白い話だと思い、色々考えさせられてしまいました。

というのも、この1年間勉強してきて、というようり指導頂いて、
5S、見える化の本質が少し分かる気がするトコまで来たのですが、
非常に腑に落ちる話であると納得してしまいました。

恐らくですが、単純に効率化が進みコストが下がったから
利益体質になったと言うような訳ではないと思うのです。

『5S、見える化っていうのは、ボトムアップでありトップダウンである』
そういう風に言えると思います。

また、『5Sと見える化は本質は別物』とも言えると思います。

それは、5Sと言うのは、
最初はトップダウンで始まって、
ボトムアップへと移行して、
継続して改善が行われ、
その組織の風土となっていくもの。

見える化というのは、
基本トップダウンで、
管理者や責任者が課題を明確にして、
それが分かるように掲示させたり、
掲示した瞬間にPDCAが回せるようチェックしたり、
より分かり易く工夫したり、
結果で効率等が上がっていくそういうもの。

よって、1セットで捉えられますが、実は別物。
但し、アプローチは同じくトップダウンから始まる。

で、これらの活動が何故業績に結びつくのか?と言うと、
それは、トップや部門責任者、管理者の旗振りが重要で、
その如何によって大きく結果が変わってくる。
成果の出方が変わってくるからです。

要は、トップが素晴らしく旗をふれている会社は、
5Sであれ見える化であれ、非常に高いレベルの成果が上がる。
勿論それは業績にも同じ事が言え、必然的に利益が出てしまう。
だから、相関関係がある!
こう結論付けられると思います。

結局、トップの旗振りが非常に重要であると言う事です。

そう考えたら、妙に腑に落ちたのです。

と言う事は、、、今回及第点しか取れていないウチは、、、
言うまでもないわけですね。

そう考えていたら、旗振ってみたいなぁ〜って思いました。

自分なら出来る気になっているのでそう思うわけですが、、、

どっか総経理で雇ってもらうとか?そんなのも良いですね。
ただ、結局は雇われの身で、その上のトップとの軋轢があるでしょう。
そうすると、旗振りの素晴らしいトップの会社である事が前提ですね。
これって、簡単じゃないですね。

でも、日頃からそんなトップのいる会社に憧れているのかも知れません。

と言うのも、この間、日本へある企業の社長面接を受けに行ったのですが、
その時の内容を知り合いに話したら、、、
『あなた、それって、社長を面接してるジャン』と言われる始末。
結局、勤務先と給与が希望と合わないのでお断りしたのですが、、、
入っておけば良かったかしら???
結構急成長をここ10年以上続けていて、
社長がすごいワンマンな感じでしたので。。。
まぁ、今となっては遅すぎますが。

あとは、自分がどうこうするかですね。
うーむ、これについてはチョット考えてしまいます。
先立つ物もそうだし、、、
そこまでの腹が括れているか?というのも正直あります。

今日はひょんなことから、色々と考えさせられてしまいました。

不思議なのは、、、
最初から結論の落としどころ等を考えず書いているのですが、、、
ドカーって書いているうちにこんな内容になって、、、
何となくまとまった感じになる。
でもやっぱり最初の題とは少し違うところに落ちてくる。。。

さて、題を変えるべきか???

まぁ、今回はこのままにしましょう!

という事で、今回は『5S、見える化と業績の関係』と題し、
『企業はトップ次第』という内容でお届けしました。