元高進行

前にも書いたと思いますが、
Outlookのバックアップについて、
とうとうやり方がわかりました!
結構面倒なので、別途まとめてみます。

と言うよりも、只今実行中。
コピーとか整理にまだ時間がかかります。
最初の一回は、容量も大きくなるので、
何かと時間がかかってしまうのは仕方ないですね。

どんどん自分のPCがカスタマイズされていきます。
なかなか嬉しい物ですね。

って言っても、大した事無いかもしれませんが、
自己満足!!でOK!!!


さて、今回は、お題は元高ですが、
中国の経済について考えて見ます。

今年に入って、元高がまた進み始めました。
つい最近、$1=6.5元を切りましたね。
元高と言うよりも、切り上げですね。

中国と言う国はデカイだけあって様々な問題を抱えているようです。
経済成長は維持したい
でもインフレは抑制したい
雇用確保の為に、公共事業、輸出産業は維持したい
だから元の切り上げには基本応じたくない
でも、インフレ加熱抑制に元切り上げは一定の効果有
美国(アメリカの事)もうるさいので応じずには、、、
しかも、不動産等もバブリー、
上手くコントロールしないと日本の二の舞に、
また、社会保障(年金)問題も有、高齢化問題も有。

まぁ色々ありますよね。

そんな中で、結構ナイーブな問題についていくつか上げてみます。


元高(元切り上げ)
当然、輸出産業に影響が出ますね。
値上げ交渉が上手くいかなければ、利益が減ります。
うまくいっても競争力がなくなります。
そうすると廃業してしまう企業が。
雇用が少なくなってしまいます。
⇒失業率アップへ

地方政府の財政
今まで、インフラ整備等をバシバシ進めてきましたが、
その資金って、どこから来ているのでしょう???
国が全てをまかなってくれるほどこの国は甘くないようです。
で、どうやって資金調達するかと言うと、
一つは銀行への借金、結構借金魔王の地方政府があるようです。
で、金利引き上げが進んでいますので、、、負担が大変な事に。
もう一つは土地開発
工業用地はお上の規制が厳しく自由に出来なかったのですが、
商業用地、住宅関連は結構自由に出来てきたようです。
要は、土地を売り払って、資金とするわけですね。
でも、これは不動産バブルの元凶でも、
最近レギュレーションが変わり、
お上の締め付けが厳しくなりましたので、
資金源が無くなって来た訳です。
借金が増えて、収入源が無くなり、支出は増え続ける。
地方政府にとっては、、、かなりヤバイ状況ですね。
上海当たりの養老年金基金は既に枯渇しているようです?
国には金があるが、地方は借金まみれ、破綻間近です。
って言うか、安売りしすぎちゃったので、
元がだぶついてる状態になってるのでは?

銀行はと言うと、
不良債権はそんなに無い等と言われていますね。
ただ、これもどうなのか分かりませんよね。
景気が悪くなればすぐに不良債権になってしまう
そんなのって良くある事ですし。
地方政府の債権が全て不良化、、、
結構、やばくなるのではないでしょうか?
まぁ、国が何とかすると信じたいですが。
中共だけに、心配です。
基本は、預金はしないほうが良いのではないでしょうか?


ここまで問題を上げまくりましたが、
対策って何なのかなって考えると。

やっぱ、公共事業への投資でしょう。
インフラ整備で雇用確保と商業の発達を促進して、
商業を発達させる。
それから、内需
国内消費及び自国産製品の促販。
最後は技術力を向上。
技術を上げて、輸出品に対する付加価値を上げる。
多分、M&Aでバッカバカやり始めるのでは?
ってか、もうやってるよね。


心配なのは、舵取りしくじって、
失業率は上昇してるのに、物価が上がり続ける。
起業は青息吐息なので、給与も上げられない。
そんで暴動みたいな。
一党独裁主義の終結みたいな。
もしくは、ブーブーうるさい国に戦争しかけちゃったみたいな。

さぁさぁどうなるんでしょう?
上海なんか見てると、サービス業がどんどん発展して、
雇用もまだまだ見込める感じがしますが、、、
このサービス業での経済成長も良いかも知れませんね。
ん?そう言えば、募集のポスターが非常に多いですね。
って事は、人手不足か。
(ウチの工場もなかなか人が入ってこないし定着しない。)
発展しても、雇う人がいない訳で、
結構合理化、効率化していかないと、、、
経済成長の一翼は担えない事になってしまいますね。

長々と書き連ねましたが、
元高をきっかけに中国経済を考えてみました。
どこまで当たってるのかな?