中国の病院について

昨日は、3チビを病院へ連れて行きました。
どうも咳と鼻水が止らない感じなので、大事を取って。
と言うよりも、平日だとオイラが仕事なので、
上さん一人での病院は大変なのです。
という事で、折角の日曜日でしたが、病院。
何にしても、病気の時でもウチのチビ達は元気一杯!
その分心配しなくて済むのでありがたいのですが、
少しはおとなしくせい!って感じに思う事このうえありません。

オイラの体調は随分良くなってきましたが、まだまだ。。。
だったらお前も看てもらえよっていう話ですが、、、タダだし、、、
どうせ胃薬と下痢止めもらうぐらいですので、やめときました。

病院で診察が終わった後は、近くの公園で日向ぼっこをしました。
この頃上の子はすぐに友達を見つけて遊び始めます。
成長してるんだなぁ〜と思うことしきり。
上の子たちが遊んでるその尻を追っかける二番目。
結局相手にしてもらえず、少しつまらなそう。
大好きなママは3番目で手が離せないので、、、少しかわいそう。
まぁ、こうやって大きくなっていくんでしょうね!


さて、今回のテーマは中国の病院についてです。

中国の病院は、一般で行くと結構厄介です。
今は、海外旅行保険家族全員入れてもらっているので、
キャッシュレスでVIP問診可能ですが、
その前などは、バリバリローカル病院対応でした。
その時に感じた事も交え紹介したいと思います。

まず問診受付をしなければなりません。
これが安い!5元とか10元です。
チョット良いお医者さんに見てもらいたい時は特殊問診の受付をしてもらいます。
要は、医師指名制の問診受付という事になります。
大体2〜3倍の費用となりますが、病院や診察内容によっては値が跳ね上がって、
100元とか200元ぐらい行っちゃうところもあります。
でも、やってくれる内容は大差ないと思いますが。。。
って言うか、中国の医者って信用出来ないし。

この特殊問診お医者さんですが、その医師の紹介が大体どこの病院でもあります。
その中に、『心臓手術6000回の経験を持つ』とかたまにすごい内容が書かれてます。
ん?
チョット待て!
一丁前に手術して何年だよおまえ!
20年としたって年間300回かよ。
でも今はそんなに切ってないだろうから、、、
毎日何人も手術してないとその数にならないんですが。。。
って言うか、何回失敗したのかしらん?
と言う具合に、本当の事だとしても、良く考えると逆に不安になる内容があります。

受付が済んだら、診察室の前で順番待ちです。
この頃は整理番号で順番で診てもらうシステムが出来てきましたが、、、
大して機能してるとは思えません。。。
というのは、診察して例えばレントゲンだとか採血だとかそういうのをやった後の
再診察のルールが無いのです。
ズカズカと他人が診察されている部屋に入って来て再度見てもらうのがスタンダード。
チョットした処置とかしてる時は、
『ふざけんなっ!出て行かんかい!!』
って叫びたくなります。
この診察方式を『ズカズカ診察』と呼びます(ウソです)

診察していると、次から次へとあれして来い、この検査やって来いとか、、、
その都度『ズカズカ』診察・・・大体3回ぐらい行ったり来たりさせられます。
って言うか、最初から全部言えって言う話で。
何か思いつきで診察してんじゃねーの?みたいな気になるのは私だけかしら?

さて、都度『ズカズカ診察』をしなければならないのですが、その原因である検査とかは、
毎回お金を払って、場合によっては処置に必要な材料や薬を買って、
階段を上り下り、列に並んで、『ズカズカ診察』をし・・・と繰り返します。
相手は病人なのに容赦ありません。
実際中国の病院は、一人ではとてもやってられません。
チョットした風邪で少し肺の音を聞いてもらって、採血して、レントゲンとって、点滴して、薬もらって、、、何時間かかるやら。
つくづく日本の医療システムは素晴らしいなぁと思ってしまいます。

そう言えば、以前日本で入院していた人が夜中に様態が悪化して異常発生ブザーに気付くのが遅れ、手遅れになっちゃったなんて事件があったかと思います。
そんで、医療ミスって事で裁判で負けて。。。
こういう事ってまず中国では有り得ないですね。
だって、誰か絶対に付いてるもの。
それがこちらのスタンダード。
こういうのって、自己責任なんじゃないのかなぁ〜?ってたまに思います。
逆に、日本は過保護すぎるのではないかと。
まぁ、病院自体が家族は泊まれない決まりになってますって言うのがあるかもしれないのだけれど。。。
便利になるって言うのも考えもんなところがあるのかもしれませんね?