中国での運転免許、運転について

13日は日本から役員さんが来社され、食事、その後飲みへ。。。
飲みすぎてしまいました。
この役員さんは、2代前の海外担当取締役で、わたくしの嫌いな嫌いな方です(笑)
まぁ、お付き合いは大切ですね。
切れ者の方なので、見習うべきところは沢山ありますので、良いトコだけ真似します。
今回は5年ぶりの上海工場という事で、色々話をしてくれたのですが、、、
『お前はもっとバシバシ意見を言って行け!』みたいな、かなり沢山檄を飛ばされました。
ちゃんと聞いてくれる人には言いますので安心して下さい!!
とは言いませんでしたが、そろそろ意見を言っていかないとまずい立場に上がってきたようです。
昔は言い過ぎるくらい意見を言っていたのですが、ここ数年我慢するようにしています。
聞いてもらえるような相手が居ないというところからもそうなってしまっていますが、
これは、『爪を隠せ』とお世話になっている顧問に言われて意識してそうしています。
(本当は言いたかったりしています。)


さて、本日のテーマは、中国での運転免許、運転についてです。

わたくしは、6年前より中国で運転をしているのですが、
その中で体験した事を書きたいと思います。

まずは、免許証です。
これは、以前はかなり簡単でした。(下記は上海の内容です。)
日本の免許書の中文訳を持って、沁春路にある免許書センター?みたいなところへ行き、
そこで、身体検査をして、写真を撮って、パスポートや日本の運転免許証をコピーして、
あとは、当たり前ですが試験を受け、即日中国の免許証が発行となります。
今は、2回ぐらい行かなければならないと聞いています。
(確か、試験を受ける日を予約しなければならないのではなかったでしょうか?)

手続きの中で、結構面白いの内容があります。(私の時だけだったのかも?)

一つ目は日本運転免許証の中文訳です。
指定されている(推奨?)翻訳機関があります。
当時は南京路にあったはずです。(今はどうかは定かではありません。)
翻訳って言っても、何のことは無い内容です。。。が、この指定ではない機関を使うと、、、
イチャモンつけられてやり直し!みたいなオチが十分予想されますので、ここ中国では。
という事で、言われた通りの場所でしっかり貰ってきました。
確か100元ぐらい取られたと思います。
それにしても癒着って言葉が想像されてくる事象ですね。

次に試験がかなりふるってました。
100問の問いに選択回答して、90点以上が合格という内容(まぁ普通ですね!)
そのテストの問題集が渡され、準備が出来たら試験開始という事でした。
結構良心的だなぁ〜と思いつつ問題集を開けると、、、あれっ?日本語!!
なんと、中国の運転免許の試験が日本語なのです。
不意打ちと言うか何と言うか、、、他にも理由もあって相乗効果で唖然としました。

で、その他の理由とは、、、
もともと中国での試験は中文である為通訳帯同可だったとの事、
その為、試験内容が分かる方を帯同すれば、間違いなく試験は突破可能となる!
と言うのが、レギュレーション変更で通訳(と言う名のカンペ)帯同不可に。
という事で、中文の試験を自力で回答せねばならないと言うことになるはずだったのです。
しかも、事前に電話で調査したら
 問題集を買って、
 インターネットで模擬試験を受けて、
 模擬試験合格後のパスナンバーが受験資格
 ⇒パスワード無しでは受験できない!!
という事でした。
問題集を買う暇は無いので、直接インターネットで試験へ挑戦!!
5回ぐらいやると、だんだん日本との違いが分かってきて、、、とうとう合格!!
そのパスナンバーを持って免許書センターに行ったところが、、、
そうです。日本語の試験です。しかもパスナンバーなどいりません。。。
楽な方へ展開しているので困りはしないんだけど、、、これは唖然とするでしょう。
でもでも、オイラは中文の試験を受けているから、日本語だからって正解できるほど
甘くないぞってのを良く知っている訳で、こんな状態でもおちる奴がおるじゃろう!!
と少し気を取り直して、試験を受ける事としました。

しかし、驚愕の事実はまだ続くのでした。
折角日本語の問題集を貸し出してもらったのだから、
しっかりと見てから試験を受けようと思い中身を良くみると、、、
ん?何か選択肢の番号に薄く丸が付いている。
よくみるとほぼ全ての問題に丸が、、、しかも正解と思われる選択肢に。。。
そうです、答え付きの問題集、でその問題の順序がバラバラに出題。
なめきってます。当然合格できましたが、、、納得いかない感じです!
オイラがインターネットで何回も受けた試験は?必要なしだった訳です(爆)。

チョット長くなりましたね。次回へ続けます。