『献策も難しいもの』

昔から、色々献策をしてきました。
でも、それを実行してもらうのは難しい事です。

どんなに良い策も取り上げてもらえなければ意味がないわけです。
過去を振り返ると、なぜ採用しなかったのだろう?とか、
あの時、あの策をやっていればこんな問題は起きなかったのでは?
みたいに思ってしまう事が結構あります。

時には、無理にでも実行してもらえるように、
他から圧力がかかるように仕組んだりした事もありました。

また、却下されても、勝手に水面下で進めておいて、
起こるべく問題に対する関として準備をした事も。

まぁ、それでも結構うまいことやって来たのではないかと思います。
ただ、物事をうまく進める上で、無駄な事も多々したなぁ〜と。
やり方を変えれば、もっとうまくいったのでは?なんて正直思います。

で、今現在がその献策案量産中の状況にいるのですが、
今度は、もう少しスマートにやってのけたいなぁと。

既に、いくつもの案を上げていて、それを実行中ではあるのですが、
チョット、ゴリ押しのような動き方なんですね。

策を受ける側も自身の考えを当然持っているはずです。
そして、自分の案を推進してうまくいく方が楽しいはずです。
そこに、我が案が持ち込まれ、その案と喧嘩になってしまうと、、、
やはり、面白くないですよね。

って事で、改めてやり方を変えてみようかな?って。
要は、策を受ける側が、自分の案と思えれば良いわけですね。

最初からこうした方が良いなんて献策をせずに、
こうした方が良いにつながる一つ一つの事実や根拠を
自分で思いついてもらえばいいわけです。

まだ、やった事ないですが、一度トライしてみようと思います。

まず、問題提起をして、その打開案を一緒に考える。
当然、その答えは既に決まっているわけで、
その答えに行きつくように、うまい事誘導する。

いくつかの打開案が出揃った時点で、献策案に話を向ける。
ディスカッションであーでもないこーでもない意見交換する。

最後には、献策案の方向性で進める気分になってもらう。

で、この案少しまとめてみますって言って、一回間を取る。
当然、既に献策案はまとまっているのですが、
自分で考えた風に思ってもらえるようにすれば良いわけですね。

これを新しい組織案でやってみようかと思います。

人事って言うかなり権限が絡むものを献策するのですから、
かなり慎重にやってもお釣りが来るはずです。

はてさて、いつ頃動きをかけようかな?
あと、二ヶ月後ぐらいかな???