『即興の講話』

昨日は、夕方16時頃から少し調子が悪く、
そんな時も仕事は待ってはくれない。。。
難儀なもんですね。

結局、家に帰って熱を測ると、38℃、
シャワーを浴びて、クーラーをつけて一時間ほどゆっくりと。
熱が下がっていました。
昨日は、工場の中が暑いのと、生産設備の騒音で、
熱中り+αみたいになっていたのかも知れません。
初めての体験ですね。
少しずつ体力が落ちているのだと思います。
運動始めた方が良いですね。

今日の朝は盛り沢山のアクシデントでてんてこ舞い。

第一弾が5時にいきなり下のチビが泣き出して、止らない止らない。
大体30分以上は泣いていたでしょうか?
変な夢を見たのか?どうなのか??
一歳のチビからは聞き出すことは出来ませんが、かなり心配しました。
カミさんが、左手が動いてない!とか言うので、これまた焦る焦る。
上半身全部服を脱がして骨とか何かなってないかとか、
関節動くかどうかとか、痛そうにするところはないかとか、、、
色々調べました。。。すると動くじゃん左手!!ふぅ〜。

第二段は出勤後の全体朝礼。
今日は、朝一番全体朝礼がありました。
いつもは毎月一日にやるのですが、
来月の申し送り事項を早めに連絡したいので
今回は臨時的に日程を変える事となりました。

で、そんなのは大した問題でなかったのですが、
問題は、7月の全体朝礼はオイラの挨拶だったのでした。
すっかり忘れていて、、、即興で話しました。
結構、話せるものですね。

とこんなで、今日の朝は色々楽しい朝でした。

さぁ、今日はセミナーだ!!(あと送別会も)


さて、本日は『即興の講話』と言う話です。

今日の全体朝礼での旬な気付きです。

思いのほか即興の講話が悪くない内容だったので、
それについて回帰分析をしてみました。
そうしたら、何となくパターン化したものが見えたので、
それを紹介します。

たった5分〜10分という準備時間の中、
どうすれば比較的まともな講話につなげられるか?

まず第一に重要なのは、必要以上に緊張しない事。
硬くなってしまうと、思考停止してしまいます。
程好い緊張感の中、脳ミソをフル回転させ、
伝えたい内容を考える必要が在ります。
場を飲み込むつもりで準備しましょう。

オイラ、こういうのって結構得意かも知れません。
昔は、今では考えられないくらい緊張しまくる性質だったのですが、
高校生ぐらいからでしょうか?緊張しなくなったのは???
自分に自信を少しずつ持つようになると、
結構緊張をコントロール出来るようです。

次に、伝えたいポイントだけを考えます。
スピーチの全文を考えるほどの時間は無いわけですから、
まずは、ポイントを考えるようにします。

今日は、5S、見える化、効率改善を大枠にするつもりで、
 出来ないではなく、やらないだけ。
 人間業で出来ない事はお願いしていない。
 昨日より今日、今日より明日、毎日少しで良いので努力をする。
 毎年でも構わないので自分がどれだけ成長したか?これを自身に問う。
 一人ひとりの小さな努力、変化が、全体で大きな変化となる。
こんな五つのポイントを考えつきました。

このポイントに対し話す順番を決め、あとは、ぶっつけ本番。
各ポイントに対し、順番に自分の意見、補足説明を言うだけです。

ポイントだけを考えているので、話している最中に次に言う事を忘れて、
抜けが出てしまう可能性は極端に低いです。
だから、そんなに間抜けな内容になりません。
と言うよりも、メモを見たり、暗記などしたりして話すよりずっと自然です。

あとは、各ポイントに対する自身の想いの深さが、講話の深さにつながります。
どっかからとってつけたようなポイントでは、聞いていて軽くなってしまうようで
す。
やはり、自分が日々思っている、ハラにしっかり落ちているポイントが一番です。

そして、そのポイントは、聞いている皆の為であると言う事が重要です。
その真意が少しでも伝わると、結構響くものです。

また、ポイントは多ければよいというわけでは無いと考えます。
でも少なすぎると、少し講話に厚みがなくなってしまいます。
ですから、最低3ポイントは欲しいところです。
5ポイント以上になると、話している途中に忘れちゃうし、
話が間延びし易いのでこれも注意が必要。

もう一つ大事な事があります。
壇上に立った時の自身の目の動きです。

まずは全体をゆっくりと見回します。
そして、大きな声で挨拶『早上好!!』
ちゃんと大きな声で返してくれなかったら、もう一回『早上好!!』
ある程度大きな声で返してくれるまでやります。
これで、場は自分のものです。
また同時に、聞く側も準備ができてしまう訳ですね。

それから、話している最中は、なるべく全体をゆっくり見渡しながら話します。
どこか一点を見つめていたり、目が泳いでいたりすると良くありません。
スポットライトが眩しくて、客席が見えないわけでないので、
しっかりとみんなの顔を見てみましょう。
そうすると、聞いてる側は、
 『自分に言ってくれてる!』
というような気持ちになるものです。

まぁ、こんなところでしょうか?
という事で、本日は、横瀬式即興講話術というお話でした。
結構簡単では無いでしょうか?